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ジェニー・ソネンバーグ ブラームス『乙女は語る』『子守歌』

DECCA Junior Portableと女声ドイツ・リートの旅。

ジェニー・ソネンバーグ(1886-1972)はオーストリア出身のコントラルト。
残された画像や資料が少なく詳細なプロフィールは不明。
しかし、1926年にオスカー・フリートがベルリン・シュターツカペレと録音したベートーヴェンの『交響曲第9番”合唱つき”』のアルト独唱として参加しているので、当時ベルリンでは一定の活動をし、評価も与えられていたのだろう。

時代的にベルリンではロッテ・レーマンが大活躍していた頃と同じである。

今回は日本ポリドールからリリースされている10インチSP盤のB面、ブラームスを2曲(A面はシューベルトの『死と乙女』)。

『乙女は語る』 Op.107-3は、純情な少女がつばめに語り掛ける(質問する)歌。
『子守歌』Op.49-4は、「ブラームスの子守歌」としてよく知られる3拍子の作品。

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