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#信州ダービー

まさか今シーズン2回も信州ダービーを観戦することになるとは思いもしなかった…


従姉妹の息子がトップチームデビューするかも?ということで、急遽、長野県松本市まで連れて行ってもらって、親戚が決勝ゴールを決めるという奇跡を体験したのがついこの前、5月8日の天皇杯長野県代表決定戦。

2回目のアルウィンだった。
初めてのアルウィンは2019年
松本山雅対横浜FM
マリノスが優勝したシーズンで0-1でマリノスが勝利のゲーム。

マリノスはもちろん、松本山雅の田中隼磨や杉本太郎を見たかったというのもあるった。
(杉本太郎は知人の元生徒)

観客動員は19744人。
コロナ前のJ1リーグ、そして11/23、32節。マリノスの優勝が現実味を帯びていた状況だった中の盛り上がりだったわけだ。

そして、4回目のアルウィン。
昨年までは夢にも思わなかった1シーズン3回目のアルウィン。
(3回目は田中想来スタメンの八戸戦)

そして、昇格争いの中、絶対に負けられない状況での信州ダービー!長野パルセイロ戦。

盛り上がらない訳がない。

チケットは完売。

到着した時はオレンジの列に驚きを覚えて、さらにホーム側入場ゲートにまわると、その待機列の長さに愕然とした。
チケットは自由席。一族10名で観戦に来ている我々の席の確保に不安しかなかった。
(年寄りも小学生もいるからね)

運良く10名一塊での席を確保。

地元スーパーのツルヤで調達した食糧で腹を満たす。

おやきパン

おやきパン
エビカツバーガー
そして悪魔のチョコパン

おやきパンはやはり手にとってしまう一品。
美味しかったが、家に持ち帰ってオーブンで軽く温めたら、より一層旨いだろうと思う。

エビカツバーガー
しっかりとしたエビが入っていての低価格!タルタルソースもたっぷり入っているので次回も候補になる一品だった。

そして、価格もチョコの量もバグってる悪魔のチョコパン。
なんとくるみまで入っていて200円を切る!!税別199円!
本来はスライスして食べるのだろうが、チョコ好きはあえてかぶりつくべき!ボリュームがありすぎて食べきれず、半分持ち帰って翌朝の朝食になったが、次回はお土産に買っていこうと思う!!
自宅ならばオーブンで温めると表面がカリッとなりなお一層楽しめるのである。

なんて楽しんでたら、おじがビールを買ってきてくれた。
まともに直射日光を浴び、上着いらずの気温。我慢できる訳がない!

ビールだけなら大して並ばずに買えた

腹も満たされて、喉も潤った。

あとはキックオフを待つばかりだが、友人に頼まれたグッズと、今回はフラッグを買おう思っていたのでショップへ。

お目当てのグッズもスタッフの人に探してもらいゲット。

フラッグも無事購入。
(従兄弟がそのあと買いに行ったら売り切れだった!)

ガンズくんフラッグ

会場は満員。
スタッフの人が席を詰めるように施し、空席を探してる人に声をかける。素晴らしい運営だ!
スタンド入り口で若いスタッフがおひとりの席ならご案内できます!と声をかけていて、私の隣の方はそのスタッフに見つけてもらって着席したようだ。
(残念ながら友人と一緒には見れなかったようだが…)

試合内容は見識のある方に任せるが、松本山雅が前半26分に先制!
後半から長野が主導権を握り、後半18分見事な連携からシュート。バーに当ててしまったが押し込んで同点。

試合は序盤からヒートアップしていたが、さらに熱さを増し、時計に針は進んでいく。

他会場の経過も気にしつつ、迎えた後半40分。途中出場のルカオがここ3試合大活躍の田中パウロ淳一からのボールを決め勝ち越し!

逃げ切りたい松本山雅は、ルカオやTPJ(田中パウロ淳一選手をこう表記するらしいw)がスタンドを煽る!!

鹿児島が敗れ、藤枝も!?
と思っていたら、土壇場で藤枝が同点ゴールを決め勝点をもぎとることに成功。

松本山雅には勝点3しか許されないなかでなんとか逃げ切り2-1の勝利!!

鹿児島に勝点3差をつけ、藤枝に得失点では及ばないものの勝点で並び3位に!

満員15912人で膨れ上がったスタジアムには松本山雅サポーターの歓喜の歌と、選手とサポーターのアルプス一万尺が響き渡った。

J3とは思えない盛り上がり。

言い方が正しいかわからないが、松本山雅はJ3に居てはいけないクラブじゃないだろうか?

サポーターの熱。
観客動員。
クラブ予算。

J2に上がれば、信州ダービーはなくなる訳だが(この試合の結果で長野の昇格はなくなった)、松本山雅はダービーはなくとも集客できるクラブだと思う。

頑張ってほしい!

そして、従兄弟と話していたのは松本山雅や長野のサポーターの優しさだ。

長い待機列では間が空いても、横入りする人もなく、誰もイライラすることなく、淡々とはなく、和やかに進んでいく。

Jリーグやプロ野球で長い待機列を多々経験しているが、こんなに誰もイライラしていない待機列ははじめてのような気がする。
自由席。チケット完売。
席の確保が不安視される中での待機列、東京の人間からは信じられなかった…

横浜ダービーだったら、こんな雰囲気はありえないような気がする。試合前から少なからずとも殺伐とした空気が流れるのではないだろうか…

横浜ダービーより、大阪ダービーより歴史的にも因縁のある信州ダービー(長野ダービーと言わない理由は各々調べてくださいw)でだ。

でも試合が始まれば、ピッチへの熱量は変わらないし、素晴らしい雰囲気を演出してくれるなんとも不思議なダービー。

願わくば、お互いカテゴリーが上がった中で、声出し応援なんて言葉がなくなった中での信州ダービーを体感したい。

長野パルセイロにもお気に入りの選手がいる。

天皇杯では15番宮阪選手。
そして今回は7番水谷選手。

宮阪選手のプレースキックやサイドチェンジはワクワク(松本山雅サポーターからしたらドキドキ)させてくれるし、水谷選手が底からチームを操るパス、特に縦に入れるパスにはヒヤヒヤした。
(松本山雅はここにプレッシャーをかけられなくて、後半翻弄されたと思う)

多種多様なスポーツを見る中で、なかなかパルセイロを見る機会はないかもしれないけれど、この二人の事は事あるごとにチェックしようと思う。

話があっち行ったりこっち行ったりでまとまりがないけれど、道中の親戚とのトークも含めで、最高の一日でした。

20日のホーム最終戦も行きたくなってきた!

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