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久しぶりに夢の話

「弱い人間は過去に乗っかってる」って言葉で目が覚める

記憶に残ってる最後のシーンは

テーブルを囲んで演奏するロックバンド

4人組かな

ベテランの二人の仲が悪い

その二人の間でギターかベースを弾く若い男性

笑顔で二人にアイコンタクトを取ろうとするが

二人は仏頂面で自分の世界

若い男性は願い叶わず 悲しそうな笑顔

そして

そばで聞いていたレコード会社の人が演奏にストップをかける

だって音の色がバラバラ

若い男性は泣きそうな顔で「I can’t… I can’t do anymore…」

レコード会社の一人が「It’s ok, you..you just go back to University and do your things」

解散か、、

私の目線はおそらくカメラの動き

レコード会社の人の中にもその演奏でよしとする人がいて

その人と彼女が演奏に集中していない笑顔で寄り添い

食べ終わったチキンの骨が入ったボウルと

吸い殻でいっぱいの灰皿が写り、、、

「弱い人間は過去に乗っかって生きている」という言葉

はっ と目覚めた

久しぶりにじわじわ余韻が残る夢
記憶が消えかけている今慌てて書き留めて
書き留めながらある考えが頭をよぎる

過去っていうのは
若い頃の出来事ということだけではなくて
ついさっき起きた出来事でもあるのかな
誰かにぞんざいに扱われた時の悲しみや怒りのために
今の心が曇っていたりやる気が起きなかったり

でもそういうことって普通にあるよね
人間は弱いから
時々過去の栄光や幸せを掘り起こして
今の心を楽しませたりするよね
人間は弱いから
過去の経験のせいにして
今のやるせなさを慰めたりするよね

ひとしきり過去に乗っかったら
降りればいい
現在地に降りればいい

人間は弱いと同時に学ぶことができる
学んで自分のために知恵をつけて
現在地に立つ方法を見つければいい

人生の九割を過去に生きたとしても
一割現在地に立てたことはその人の人生を彩ることになると思う
まぁずーっと過去に生きてたっていいと思う
それがその人の現在地なんだから

それでもあえて勇気を出すとしたら
一日のうちほとんどずーっと苦しくても
その日の朝の空は必ず眺めるって決めてみたらいい
一週間に一度でもいい、一ヶ月に一度でも、一年に一度でも

「弱い人間は過去に乗っかって生きている」

そうですよ、ダメですか?
でもね、弱いって認めて無理に強くなろうとしなければ
どこからかエネルギーが溜まってくることがあるんですよ
そうするとね、ある瞬間ふわっと現在地に降り立つことがあるんです

誰かのその時に遭遇できたら嬉しいですね
その時に出会いたくて
私は人と関わっているのかもしれません

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