2017/1/18

上野にて稽古。

●出ていた宿題:普通の行為が他の意味を持つように見える設定を考える。嘘なのだが、どこか信じるに足るものがあると思える設定。

⇒ 数分ごとに停止する/何でも数値化してしまう/色々なものを数えて怪しい数式を導き出してお告げする/1時間で行われたことが実は1秒の間の出来事だった/もう皆死んでいた/もう二度と笑えない/映像になったものしか認識できない/宇宙人がもうすぐ攻めてくる など

……しかし、そういう設定、お話のとっかかりのようなものを作ったとして、それが自分たちの状況や問題意識のどういう比喩になるのか?必要十分なものが見つけられるか?むしろ単線的にストーリーを進める以外のやり方を提示したいのでは?

●全体の構成について:

5回本番を繰り返すことを前提に、前の回の痕跡をどう残し、それをどう生かし、読み取るか。

⇒ 1回目はABCと進んで、2回目はCBAと巻き戻る /ABCとあったら真ん中のBパートだけが、前回のBパートの痕跡を受けて展開が変わる。AとCはいつも一緒の内容 /粘土? /前の回の客の座ったクッションがそのままに散らばり、その場所以外のところにまず座ってもらう/舞台の最後の状況を見て、次回冒頭に起こることを予言する など

……何を変えて、何を変えずにおくか?

(k)





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