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手放すことを恐れない


こんにちは、ベビーシッター開業準備中のアサミです。

今日は長女の歯医者に付き添ったのですが、この本が置いてありました。

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ 
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以前、読んだことのある絵本でしたが
改めて読み返すと、改めて、幸せとは何かと考えます。


自分が幼い頃、世の中は学歴社会、結果重視で、勉強でもスポーツでもなんでも、いい成績を残すことがその人の価値を高めるような風潮がありました。

よく言われる、
いい学校に入って、いい会社に就職して…
結婚して、家庭をもって…
お金を多く稼いで、新しいものを手に入れる。
暮らしを豊かにしてくれるものを購入することで、幸せを得るような。


進路は、保育士をするなら公務員になろうと思っていました。
私にとっては、公立の保育園で働くことがひとつのステータスだったのです。
産育休を取りながらですが、2004年から18年公務員として保育に携わりました。


でも今年

自分の中でこだわっていた、公務員という職を手放しました。
理由はいくつかありnoteにも書きましたが、自分と家族を大事にしたかったのです。
もちろん保育という仕事は、わたしにとってやりがいのある、素晴らしい職であることに今後も変わりはありません。


幸せとはなんでしょう


多くものを手に入れることなのでしょうか。


しあわせはじぶんのこころがきめる


あいだみつをさんの言葉で、かれこれ20年くらい私の大事なものの考え方なのですが、
私にとって今まではお金をかけて暮らしを豊かにすること、多くのものを手に入れることが自分の幸せのひとつでした。
幼い頃、決して裕福な家庭ではなかったので憧れもあったのかもしれません。
公務員保育士で働いていたとき、家庭が特段裕福なわけでもなかったですが、自分の幼い頃よりはやりたいことができる環境でした。


考え方が少しずつ変わっていったのは30代に入ってからでした。
それなりに、経験値を積んだからこそ手放せるものもあったと思います。
好奇心のまま、行ってみたい、やってみたい、手にしてみたい、そんな欲求を満たす20代から、自分が幸せと感じられるのは、自分のやりたいことを自分で決めて実行している時、と考え方が変化していったのです。

誰も気にしていないことに、勝手に自分なりのステータスを決めていただけだったなと
今ならそう思えますが、当時は周りがよく輝いて見え羨むこともありました。

結局は、自分の心の中の不安感を自分自身が大事にせず、本来埋めるべきものと違うもので埋めていたのでしょう。

今は色々とシンプルに過ごしていて、得るより手放すことのほうが多いです。
以前は手放すことに不安がありましたが、今は手放したほうが心が豊かになることもあると知りました。

目標の秋に向けて、自分が納得できる時間の使い方、働き方をしたいとベビーシッター開業準備をしています。

私が好きなこと、やりたいことはなんだろう?と考えた時

自分のこれまでの経験を活かしながら、子育てを通して家庭と深く関わりたい

さまざまな家庭事情のある世の中、子育て世代をサポートしたい、子育てを楽しんでほしい

子どもにたくさんの経験をさせてあげたい

こんなことが頭に浮かび
これをしているときが自分は幸せを感じられるのだと分かりました。


小さなことから始めていこうと思います。
まだスタート地点ですが、これから私という人間を知ってもらい、色々な縁を大事にしながら私は私なりの幸せを心で感じられると良いな、と思っています。


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