金曜夕方のすごし【日記】

腹パンである。

素晴らしいフライデーイブニングなので、記録。

17時退勤。なんとなくやっておきたい仕事もあったが、振り切って退勤。なぜか。ラーメン屋に行くからである。

近所にできたラーメン屋、これがなかなか良くて気に入っている。3週間で5回行ってる。節操がある。その店の何が良いかと言うと、ずばりサービス精神。サービスを褒めると急速に老いが醸されるが、これはもう仕方ない。サービス精神とは、たとえば、お酒を頼んだら小鉢がついてくる。グラスに布コースターを敷いてくれる。金曜日は生ビール400円。

並べて書いてみれば、どれもビールを頼ませて客単価を引き上げるための作戦に過ぎないのだが、たとえ店側の術中にあったとしても、私が満足ならそれで良い。人生ってそれに尽きる。

まあ、実は値段なんてどうでもよくて、多少高くても、小鉢がつかなくても、私の行動は変わらない。それは気持ちの問題。

私にとって最も効果てきめんなのは、たとえば今日、金曜17時過ぎに入店したとき、客は1人もおらず、冷房ガンガン、バイトの外国人同士でチキンラーメンについて喋っている、そんな雰囲気なのである。

良い店なのに客が少ないという奇跡。この一発逆転の悦びを励みにして、ギリギリ私の生命がある。

17時半には店を出た。早食いでもある。