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リキ~運命の犬~

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とある冬の譲渡会で里親になった犬・リキが繋いでいった命たちの話。 (※書籍化に伴い、公開していた各リレー走者の冒頭エピソードは非公開とさせて頂いております※) 現在こちらは「リキ…
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#犬のいる暮らし

国立国会図書館への納本受領書が到着いたしました

昨日十四日、『リキ〜9つの命を繋いだ運命の犬〜(上下巻)』が国立国会図書館に正式に納本された旨の受領書が届きました。 お盆のタイミングで受領書が届いたこともあり、さっそく受領書のコピーをラミネートして、亡き風太・花・幸太の骨壷の上に飾りました。 これで、地震が来ても津波が来ても流されることなく半永久的に遺る【私と子供たちとの墓】が建ちました。 生きている間にやり遂げたかった事をやり遂げる、というのは心が救われます。 【生きているうちに、この人生で成し遂げねばならないこと

あだ名は変わるよどこまでも

犬や猫に名前をつけて呼んでいたら、いつの間にかあだ名(ニックネーム)が生まれ定着した、という人は多いと思う。 うちも例外ではない。 中には、 「1文字もかすってねえ」 ってくらい原型(本名)がログアウトした子もチラホラ。 今日はそんな歴代の子供たちのあだ名遍歴を述べていくことにする。 CASE1~リキの場合 リキはそもそも、力だ。うちの子はみんな和名をつけていて漢字も充てている。そんなリキも、生後一ヶ月少しの時に我が家に来てから、これまでの間にこんなふうにあだ名が変化

ワンワンの日、虹の橋からのお告げ

こにちはぬん。ベビだす。 前回のつぶやきで「年度末からこっち疲労が尋常ではない」と投稿し、後日4月11日が犬の日(11=ワンワン)でした。 その時に見た夢の話と、現在の関連を書きたいと思います。 Xの方に当日「犬の日だからか亡き幸太が夢に出てきた」と投稿しましたが、せっかくの犬の日なのでそれだけに留めました。 が、実は11日の犬の日に見た夢は意味ありげな夢でして。 しかも幸太です。 『リキ~9つの命を繋いだ運命の犬(下巻)』で綴ったように、49日には私の夢枕に立ち、猫の琥珀

三年前に砂利を食べていた保護犬が三才になりました【八房、誕生日おめでとう】

八房が我が家の犬となって、本日で三年。 三年前にリキと浜辺を散歩中、ひとりぼっちでいたガリガリの仔犬、それが八房だった。 いざという時の呼び寄せ用のフードを掌に乗せて呼び寄せると、その仔犬はフードを口にし、私とリキの後をオドオドしながらついてきた。 まだ生後半年になるかならないかという月齢であることは、犬と付き合いが長い私には一目でわかった。 八房との出会いや、幼くして彼に植え付けられていたトラウマとの格闘、根気強く取り組んだトラウマ克服の日々などは『リキ〜9つの命を繋いだ

【祝・リキ13周年】私はあなたを尊敬し、誇りに思い、愛しています

こにちはぬん。ベビだす。 本日2024年1月20日、力が我が家にやって来て13年となりました。 リキを譲渡会で譲り受けうちに迎えてから最初の数日は、リビングに大きめのフカフカ座布団を置き、そこをリキのベッドに見立てていました。 そしてリキが寂しくないように、夜は同じリビングの少し離れた場所に敷布団を敷いて、私はそこで眠っていました。 リキが寂しくないようにと書きましたが、当時のリキは離乳食をやっと終えて固形食が食べられるようになったばかりの仔犬だったため、ご飯やトイレの間隔

祝・リキ13歳【生誕記念】

本日令和5年2023年12月2日土曜、我が家の最年長にして始まりの子である力が、めでたく13歳となりました。 私のスマホはスリープモードに入るたび、起動すると待ち受けがランダムで変わるように設定しているのですが、なんとこの日出掛ける前に、「今何時ごろかな」と触った時の画面が偶然にも下記の画面でした。 昨年2022年の11月11日も偶然とは思い難い出来事が起こり、「やはりこの子は生まれながらに何か持っているものがある」とリキにはぞくりとさせられることが度々あります。 その時

犬の日②〜【作品】人間と犬

人間 「わたしは人間です。 わたしは人間が嫌いです。 たまに好きな時もありますが、 大抵の時は嫌いです。 人間は、色々なものを奪っていくので嫌いです。 与えられたと感じる時もありますが、 よく思い出すと大抵は奪われているのです」 犬 「わたしは犬です。 わたしは人間が好きです。 たまに嫌な時もありますが、 大抵の時は好きです。 人間は、色々なものを与えてくれるので 好きです。 取られたと感じる時もありますが、 よく思い

犬の日〜メッセージ画像

今日は令和5年11月11日。 一年で最も1(ワン)の多い犬の日を祝って、 「犬の日〜メッセージ画像」と 「犬の日②〜作品『人間と犬』」の 二つを投稿しようと思います!! まずはその①、メッセージ画像から🐕 ͗ ͗ ワンワンワンワンの日だー!!! 全ての犬よ、おめでとう🎊 苦境にいる犬たちへ。 幸せを掴むんだ。 そのためにまず、生きるんだ。 生きていればチャンスはゼロじゃない。 うちの子たちも、出会えるまで生きていてくれたからチャンスを掴めたんだ。 一匹でも多く幸せにな

従犬 幸太、4回忌〜お手製の骨壷収納ケース〜

こにちはぬん。ベビだす。 本日10月19日は、幸太の4回忌です。 後にも先にも、我が家に来た犬の中で唯一の小型犬だった幸太。 中型犬以上の犬とばかり暮らしてきた私は、猫の琥珀より軽いその体に 「これは本当に犬なのか」 と思ったほどです。 生前は「小さいおじさん」という愛称で呼ばれつつ、小柄ながらも犬らしい節度や忠義を見せては「体は小さくともこれは立派な犬だ」とつくづく思わせてくれたものです。 老犬になるまでほぼネグレクトされて育ち、ドッグフードも最初は食べ物だと分からなか

お花坊、四回忌

こにちはぬん。ベビだす。 本日は、亡き花の四回忌。 偶然にも昨日焼き菓子をいただいたので、甘いものに目がなかった花の霊前に供えさせていただきました。 犬用おやつのクッキーなど、目にしただけでキラキラの瞳でヨダレを垂らしていた甘党・花。 可愛いらしい一面もあるとともに、その際立った精神力の高さゆえ他の雄犬を退けて犬たちのリーダー犬でもありました。 きっと、 「あたし、こんなの食べたかったの〜♥️」 と喜んでくれていると思います。 命日が終われば頂戴したお菓子は霊前から下げて、

【祝】八房2才!!おめでとう!!

令和5年、2023年3月8日、我が家の八房が2才となりました。 二年前。 仔犬にあるまじき骨の浮き出た姿で、寂れた浜辺にて発見した八房。 遠方から運ばれてきて捨てられたと思われる当時の彼は、食べ物がない中で浜辺の砂利を食べて飢えを凌いでいました。 その当時・彼の抱えたトラウマ・トラウマから時折見せるパニック行動・それを克服するための日々は、『リキ~9つの命を繋いだ運命の犬~(下巻)』にも綴りました。 2才となる八房はとても体躯が大きくなり、25キロを軽々と超える体となり

リキ、うちに来て12周年【お知らせ】

2023年1月20日、本日を以てリキが我が家へやって来て12周年となりました。 そして、かねてからnoteやTwitterでも述べていた新作が、間もなく発売となります。 紙書籍の発行日は、2023年1月20日。 リキがうちへ来て12周年の本日が、本書の発行日となりました。 ただいま校正刷りが手元に来るのを待っており、その確認が済み次第、紙書籍・電子書籍ともに発売となります。 紙書籍ですと、一冊約200ページ、上下巻で400ページです。 これまでnoteでリキが繋いだ「命

リキ、12才。

2022年12月2日。 この日をもって、我が家の力が12才になりました。 流石に10才を超えたあたりから、「来年の誕生日は無事に迎えられるかな」と毎年思うようになる。 そして誕生日を無事に迎えることが出来ると、嬉しくもあり、ほっと胸を撫で下ろす気にもなり、そして「来年もどうか誕生日を元気な姿で祝えますように」と願う。 犬や猫が若かったころは、「来年」が来るのが当然だった。 ヒトと同じだ。 来年はまた、誕生日がやって来ると当たり前に思っている。 ただ「若い」というだけで、保

亡き花、14才になる。

20日に15才を迎えた亡き愛犬・幸太に続き、本日24日は亡き花の14才の誕生日です。 【花を保護したときのエピソードは以下】 思い返せば、猫は女の子が複数いますが(保護してうちの子になった猫)犬に関しては女の子は花だけでした。 おそらく、現在いる八房がうちでの最後の犬になるでしょうから、後にも先にも犬の女の子は花だけ、ということになりそうです。 上記記事に書いたように、兎にも角にも「出来た子」だった花。 彼女を仕込んだ最初の飼い主は、さぞ腕のある人だったことでしょう。