basket ball こうざ(ん)- One On One basic skill 編 -

 さて、結構楽しみにしている人も少なからずおるとおもふので

達人級にいたるまでになかなか身につくにいたっていないことが多いので、

一個づつ確実にポイントを抑えてレクチャーしていきたいとおもう。

NCAAやD-League、NBAでかつてしていたとても効果的なbasic な

ムーブに「フロント・クロス」といふのがある。

しかし、ハイスクールや大学レベルでもしっかりと自分の技として、

本当に真にマスターしている者は少ない。そのような例が示すように、

ひとつひとつ磨いていってものにすれば、大変効果的にもかかわらず。

もちろん、文章では感じが掴みづらいとは思ふが、各自身に付けたいと

願ふものは、自身の実践的な経験知のなかで、そのソリューションを

見つけて欲しい。そして、ぜひともなにか自分の得意技を体得して欲しい。

その際、自分の味付けをしてある様な動きも観ていてもうれしい。さて、

ちょっとづつムーブの運動学的なコツとセンスに触れていこう。

One On One 講座

1.フロントクロス (Full Drive時)

まづ、小手先のハンドリングではなく、踏み出す足が重要である。

もう少し言えば、その際の重心への体幹の乗りがよいこと、これこそ

がDriveをDriveと呼び習わす一番の運動学的なポイントも踏まえた

理由でもあるからじゃ。これが一点。

乗っている上半身がねじれて踏み出している足の乗ってしまふと

具合がよくない。(ケガの危険もあるし、また、ケガしている人に対しても

よくはない。)つま先の向きのうえに膝が素直に乗っていて、骨盤と足の

付け根のジョイントも素直にまっすぐ乗っていると理想的である。

ポイント、ポイントを線で結ぶと、踵までもちょうど一直線になる。

これが出来るようになっておくことがとても大事なのじゃ。

従い、後足は、すこし足の側面を寝かせエッジを効かせ得る風にすると

よい。(つぎの重心移動への備えにもなっている。)

それから、瞬時に逆方向へと切り返す。

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