今話題の「メタバース」とは | 参入する日本企業や注目されている理由を調査◎
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3回目となる今回は、参入する日本企業も増加している巷で話題の注目サービス『メタバース』について調査していきます。
旧フェイスブック社が「メタ」に社名変更し、本格的にメタバース事業に力を入れ始めたことを皮切りに世界中の注目を集めたメタバースですが、現在では海外に留まらずに日本企業も参入を決めて本格的に動き始めています。
今回はそんな世界をも変えるかもしれない大きなサービスであるメタバースについて調べてみました!
メタバースとは
メタバースとは、ネットワーク上に構築された仮想空間のことを指し、1990年代に発表されたSF小説に登場するサービスが由来となっています。
ですが、その意味は抽象的で特に明確になっているわけではなく、あくまで「現実空間にいながらも自分が行動できる別空間」の全般を指す言葉となっているのです。
具体的な例でいうと、日本映画の「竜とそばかすの姫」や「サマーウォーズ」などがまさにメタバースを体現していますね。
これらの作品を見てもわかるように現時点でのメタバースは、アバター(キャラクター)が自由に活動することができる仮想空間として解釈されています。
今メタバースが注目されている理由
① 新型コロナウイルスの感染拡大
2020年ごろから新型コロナウイルスが拡大をはじめ、現在も世界的に大きな影響を及ぼしています。
そんなコロナ渦で人と人とが直接ミュニケーションを取れる場が制限されていき、逆にデジタルでのコミュニケーションの機会が急激に増加しました。日本企業の働き方もテレワークへの移行がどんどん進む中での延長線上にメタバースが存在すると考えられており、メタバースを利用することでビジネス上でのコミュニケーションが容易になったり、実際に人が集まらない状況でのイベントなどの開催が可能になったりするのです。
② NFT市場の拡大
昨今「NFT」というデジタルコンテンツに唯一無二の証明を持たせることのできる仕組みが拡大を始めている中で、メタバース上のものに対してもNFTが活用されています。実際に大手の企業がメタバース内で広大な土地を購入をしたりと、すでに先行投資を始めているのです。
さらには日本企業であるLINEや楽天などもこのNET事業への参入を果たしています。
今後NFTを利用するユーザーが増えれば、さらにメタバースの需要も拡大すると思います。
メタバースに参入している企業は
現在さまざまな企業がこのメタバースに注目し、既に参入を行っています。まず筆頭となるのが旧フェイスブック社である「メタ・プラットフォームズ」です。
現時点でのメタバースによる収益はまだありませんが、今後1兆億ドルものビジネスチャンスを見込んでおり、既に会社の柱をメタバース事業として動いています。
その他にも世界的に有名な企業ではマイクロソフトやナイキ、代表的な日本企業はKDDIや東急なども早期の参入を果たしています。
その中でも日本企業であるKDDIや東急が中心となり新たに発足した都市連動型メタバース「バーチャルシティコンソーシアム」は、日本初のメタバースの発展に向けて活動を行っているので注目です!
メタバースは今後どうなる?
ズバリ、メタバース市場は今後もさらなる拡大が見込まれています。
アメリカのブルームバーグによると、2020年当時のメタバース市場規模は約4800億ドルでしたが、2024年には約7800億ドルにまで拡大すると予想されています。(引用:ブルームバーグインテリジェンス)
しかし、需要が拡大する中でのさまざまな課題も存在し、その中でも「メタバース内での商取引などをめぐる法律やルールの整備」が最重要課題となっているのです。
さらにはVRデバイスの普及やキラーコンテンツの登場など、他にもさまざまな課題が浮上している中でいかにこれらの課題を早急に解決していけるかが日本でのメタバースの普及に大きく結びついてくると思います。
また、これらの課題解決によって今後さらに日本企業も参入も増えると予想します*
話題のメタバースの情報をいち早くゲットして世界の流れを理解しよう*
メタバースは今、世界の最前線のサービスと言っても過言ではありません。メタバース市場を理解することが世界の流れや課題を把握することにも繋がります。
メタバースの今後が気になった方は是非随時情報をチェックして今後の流れに備えておきましょう!
いち早く情報を得ることがチャンスの獲得にも大きく繋がりますよ*