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小学三年生

 勉強が嫌いだった僕は宿題もしていった事は無かった!

 小学三年生(1980年)になっても宿題をして行くことはなかった!

 一学期も一か月が過ぎた頃あまりにも宿題をしないことに腹を立てた当時担任だった男の先生はみんなのまえで「バブルス今度、宿題してこなっかったら、200回往復ビンタします」と宣言されても僕は宿題をしていか無かった!

 次の日「おまえ、放課後残って待ってろ」と怒っていた!

 宿題をしていかなかった事に罪悪感を少し感じていた僕は放課後一人教室で待っていた。

 そして「宿題をしてこないお前が悪い!」と言い、200回往復ビンタが始まった・・・

 大人がまぁまぁの力でぼくのホッペタを往復でビンタしていく!

 次第にホッペタが熱くなってくる。

 

 ビンタされながら僕は泣きながら何回も「先生、ホッペタが痛いよ、熱いよ」訴えたがビンタを止める事は、無かった!

  そして先生が「今日は100回で許してやる」と言い放ち先生は教室を出て行った!

 そしてパンパンにホッペタを腫らして泣きながら下校し家に帰った。

 すると、異変に気付いた母親は学校に抗議の電話をしていた。


 次の日、学校行くと同級生たちが昨日の事を聞いてきたが、僕は下を向いて何も話さなかった。

 そして教室で朝礼が始まり同級生たちが今度は先生に本当に往復ビンタをしたのかとたずねると、先生は・・・


 「あ~ビンタしたよ、しかも母親の抗議の電話も有ったよ!宿題をしてこないバブルスが悪いのに何で俺が抗議されなきゃいけないんだっ」とおっしゃっていた!

 教室はザワついていた。

 その後は勉強が解らないなりに宿題をしていった!

 親が新築の家を建てたので、二学期には引っ越し違う学校に転校した!

 転校した僕は、また宿題もせず、毎日放課後、居残り勉強の日々を送っていった・・・




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