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もうすぐ春ですね

早いもので1月も終わる。
中学3年生はもう進路が決まった子、これから本番の子といると思う。
どの子もサクラ咲くになるといいな。

ところで定時制高校に通う次女が
「最近、見学に来る人が多いんだよ。入学者が増えて定時制の偏差値が上がるかもしれないから厳しく採点するって先生がテスト前に脅すんだよね。」
とぼやいていた。

そうでしょうとも!
だって私が障害児支援コーディネーターさんにめちゃくちゃ定時制高校に入れて良かったと話したから。

知的障害がなく支援学校に入れない発達の子たちや知的障害が軽く比較的落ち着いた子にいいとアピールしてる。
制服がないから服のごだわりがあっても大丈夫だし、人数が少ないから集団が苦手でもいられる。
給食はあるし、1時間の授業時間も短い。
4年制で普通より時間をかけて社会に出ることができるのも魅力。4年は長いと思う人には3年間で卒業する方法もある。

特別支援学校はあくまで特別支援学校卒業で高卒扱いにはならない。
でも定時制高校は高卒になる。
だから普通に高卒として就職もできるし、18歳までに障害手帳を取って福祉とつながって障害者雇用で就職もできる。
ちなみになぜ18歳までかと言うと療育手帳の場合は18歳までに取らないと発症を証明するための手続きが大変らしい。未成年なら申請したら検査を児童相談所でやってくれるんだけどね。

次女の定時制は夜間部だけで、女の子だから送迎しているのがちょっと大変。

通う本人はオシャレするまわりの子に影響を受けて、いろんなオシャレを楽しんで学校に通っている。
私が化粧もファッションも全く興味がなく、教えてあげられないので良かったと思う。
オシャレな人には信じられないだろうけど、私は365日ノーメイクで生きてるからね。

次女は毎日、ちゃんと通っているし、無理そうな時は自分で学校に欠席連絡する。
うつむいて「学校に行きたくない」と言っていた時代があった子とは思えないほどの良い変化で驚く。

と言うわけで
「定時制高校で良かったアピールしまくっているから来年度は多分、人数増えるからね。あとちょっとでかわいい後輩が入ってくるんだから頑張れ」
と言うと次女は「え〜っ」と困った顔してた。

学びなんていつでもやり直しできる。
学歴も関係ない時代になってくると思う。

失敗してもいいんだよ。

でも自分が前に進むために応援してくれる場所を見つけて欲しい。

春はもうすぐ。
たくさんの子たちが芽を出して伸びていく春になるように。


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