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秋の夜長に「北斗の拳」と陰陽五行

「北斗の拳」といえば主人公ケンシロウが

「アタタタタ…お前はもう死んでる」

でおなじみのジャンプ漫画。
ザ・男達のバトルという感じでまぁいろいろな男性キャラクターが出てくる。

この漫画はツボ押しが必殺技になるのだけど、ツボも陰陽五行に基づく五臓六腑の考えからきてる。

で、ストーリーの中でも陰陽五行がわかりやすく表れているキャラクターがある。

それが南斗五車星のメンバー。

雲のジューザ、山のフドウ、海のリハク、炎のシュレン、風のヒューイの5人。

ストーリーは漫画を読んでいただきたいので省略するけど、なんとなくそれぞれの五行の通りの性格で感心してしまう。

自由な雲であるジューザ。
女風呂のぞいたりやりたい放題。
だけどこの人についていくと決めた人には徹底した従順な態度になる。

山のフドウ。
とにかくでかいのにウキペディアを見ると身長が2メートルってどゆこと!?と思うキャラクター。
とんでもない暴れん坊だったがユリアに出会い、とても優しい子ども好きな人になる。
季節で性質が変わる山そのもの。

炎のシュレン。
熱い意志でラスボスのラオウにも果敢に立ち向かう。
出番少ないのにそのインパクトは大きい。
さすが炎。

風のヒューイ。
もっとも出番がない南斗五車星のメンバー。
出てきて2ページくらいでやられて終わり。
そりゃないんじゃない?ってくらいあっけない。
誰かのためというより自分のために動くキャラクターだから仕方がないのかも。

海のリハク。
形が変わる水なだけあって、ユリアに使えてたけど、ユリアが去るとリンを支える役割に変化するリハク。
唯一、生き残る南斗五車星。

他にも北斗のライバルの南斗聖拳メンバーには義星だの将星だのと星がついている愉快なメンバーがいるので面白い。

多分、原作の武論尊先生はかなり北斗七星に関連する資料を読んで作ったんじゃないかなと思う。

良かったら秋の夜長のお供に「北斗の拳」を読んでみてください。




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