書きたいことずらずら並べてるだけ

Twitterで書くと長文すぎて迷惑なので思い切ってnoteを使ってみて書いてみる事にする。「何故?」と言われたら最近TLでnoteで文章を上げる方が多く、noteのサイトは文章が読みやすいな~と思ったという気まぐれな理由だ。ちなみに今となっては後悔している。なにこれ。読みにくい。

この記事を読む方は大体2020年9月から自分(ばべ)がVRCで活動を始めてからVRC内で交流がある方か、それ依然にXBOX等で交流があった方か、たまたま見つけた人か…?

どちらにせよこの記事に時間を費やすぐらいならTwitterでTL見てた方が絶対にマシなオ○ニー記事だ。こういうnote記事は大体何かの話題について自分の意見を述べたりするのかも知れないが、これはただの支離滅裂な駄文、文章の書き方も起承転結もなっていない。はっきり言って時間の無駄なので、タブを消すなり戻るなりして下さい、数秒でも時間を取らせてしまい申し訳ございませんでした。



ここまでチラ見してまだこのページを離れず駄文を見る気があるなら、
どうぞ下にスクロールしてください。
















2021年1月25日(月)。
本来であれば、俺は今広島の旅館で一泊しているはずだった。

――数ヶ月程前、職場を退職した先輩が地元東京を離れ、広島の高級旅館の従業員として働いていると連絡が来た。このコロナの情勢下で良くもまぁ広島の旅館に就職出来たなと思いながら話していると、「景色見せてやんべ」と携帯越しに見せられた海と数センチ程映った島は、都会で建物や車に囲まれ快適を享受している身にとって、絶景に思えた。

「今ならGoToで安く来られるから来なよ、俺が接待するから!」と言われたが、当時の2020年の夏頃都内でも新規の新型コロナ感染者が一日あたり数百人程出ており、誰が何時感染していて自分が感染してるかも分からない状況下で電車で会社に通勤していた自分が広島まで行き、先輩と積もる話を消化したら、先輩や他の従業員の方が自分から感染した場合を考慮すると最悪だ。先輩の「知り合いが居なくて寂しい」だのまるで駄々っ子のような説得を聞き流していたら、先輩が居る広島という立地とGoToトラベルという旅行代金が安くなるキャンペーンで一つ頭に思い浮かんだ事があった。


「淡路島…」
――淡路島。兵庫県の南方に位置する瀬戸内海では最大の島。
そして俺が学生時代からずっと行ってみたかった場所。金がないだの遠いだの、他に買いたいものがあると理由をつけて、足を踏み出せず、だけど忘れられない場所。淡路島に行った事はないし、縁もない。そんな俺がどうして淡路島に行きたいか…。


――『narcissu』という、フリーのノベルゲームがある。

ナルキ白

読みはナルキッソス。俺のTwitterのヘッダーにもしている作品だ。このnarcissuというゲームを俺の文章で伝えるには、あまりにも眩しすぎていて、遠くにある。短い作品で、フリーで配布されている2も合わせて読み合わせても数時間で終わる作品なので、知らない方は読んでほしいが、一応説明のために引用もしていく。


===引用===

主人公はごく普通の大学生であったが、不治の病に侵され病院のホスピス(末期ケア病棟)に入ることになる。通称「7階」と呼ばれるその場所で、主人公は何もかもに冷めてしまったような少女、セツミと出会う。以前からホスピスで過ごしていた彼女は、そこに入った人は自宅か「7階」か、どちらかで死ぬ運命しか与えられていないと言う。ある冬の日、主人公とセツミは行く当てもなく7階を抜け出し、銀のクーペを走らせる。車が一号線との交差点に差し掛かったとき、それまで口数の少なかったセツミが突然曲がれと指示した。一号線は、セツミが地図を眺め幾度も想い描いていた、憧れの場所へつながる道だった。2人の長くて短い旅が始まった。一号線を西へ、一面にナルキッソスの咲くという淡路島を目指して、死に場所を求めて…

====

このnarcissuのヒロインであるセツミは、幼い頃から病弱で入退院を繰り返し、ホスピスに入る事になって、それに至るまでの長い月日によって望みや憧れを持つ事を諦め、心を閉ざしてしまった。同じホスピスに入ってきた主人公にこのままホスピスの中で死ぬのは嫌だと告げ、主人公と共にホスピスを飛び出し、最後の死に場所を求めてた。そこが淡路島。

そう。narcissuというゲームは「死」をテーマにしたゲーム。死にゆくセツミが最後に望んだのは、自分たちが行こうと思えば行ける場所。


===引用===

こういった非日常を描いた作品では、最終的な到達地点で特別なものに触れていることが多い。その特別な何かに触れることで、死生観であったり人生観ががらっと変わる描写がしばしば描かれる。
では、narcissuはどうか。彼女らが物語終盤で見たものは、特別なものだろうか。滅多に見られないようなものだっただろうか。否である。ほんの少しの労力で簡単に見られるし、奇跡的な運がなければ見られないなんてわけでもない。だがしかし、だがしかしである。皆さんも思い出して欲しい。皆さんも自分の今までの価値観を変えるようなものに巡りあったことはあるだろう。でも、それは〝特別なもの〟だったろうか。そういう人は殆どいないのではないだろうか。人は何気ない普通のものでも、価値観や人生観を変えるような特別なものだと思えるのだ。人は何気ない日常から、大切なことを学べるのである。

=====


自分の文章力では、とても表現できないので引用させてもらった。こういう時こそ拙いなりに自分の文章で伝えるべきだろうけど、それが億劫になる。死にゆく彼女が最後に見たのは、自分たちが行こうと思えば見られる場所で、彼女は最後に何を得て、海に向かって歩いていったのだろう。それは俺には分からないし、この先の人生で理解することが出来るかも分からない。

――ただ、あの時。

画像1

学生だった自分が冬の中寒くて布団に包まりながら読み進めた、「眩しかった日のこと、そんな冬の日のこと」と書かれた主人公とセツミが映った一枚の写真と、『一号線』という曲がパソコンから流れた時、何かが崩れた気がした。

その日以降ずっと行きたかったのが、淡路島だった。…でも、淡路島に足を運べばそれで何かが終わる気がした。皆さんはゲームをプレイしていて物語終盤になったらやめる事はないだろうか。それに近しいものかも知れない。
…ダサすぎる。結局行くのがダルくて理由つけて、先延ばしにしている。


――そんな時、先輩からの連絡が来た。
広島から淡路島がある兵庫県からは近い。ずっと先延ばしにしていたのに、金が安く済むという理由で俺は迂闊に東京→広島→兵庫(淡路島)の4泊5日の日程を組んでいた。narcissuで最期に主人公とセツミが見た灘黒岩水仙郷の水仙は2月下旬までやっているらしいが、2人が水仙を見たのは1月だ。1月の中旬は忙しいということもあり、俺は1月の25日には先輩の居る広島に泊まり、移動を考えても26日と27日は淡路島を堪能しよう。カレンダーを見れば分かるが25日(月)~29日(金)という日程なのでほぼほぼ1週間休みなので周りからは凄い怒られたし色々言われたが強行しようとしていた。

金が安く済めば気軽に足を運ぶのか。しょうもない理由であっさりと決めたのかと思われるかも知れないが、このコロナの情勢下でこれから世界がどうなるか分からないし何時自分がコロナにかかるか、それとも別の病気や事故で死ぬか行けなくなるか分からない。目先に危機が迫りようやく自分がどれだけ時間を浪費していたか分かってしまい急いでしまい予約サイトで先輩の勤め先である旅館と、淡路島で灘黒岩水仙郷に近い旅館を予約して楽しみにその日が来るのを待っていた―――。







――だが、そんな甘い考えは緊急事態宣言でぶち壊された。

スガちゃんを怨んでいる訳ではないし、そもそも今東京都内は緊急事態宣言を発令しても3密を守ってないやら不要不急な外出しているやつなんて腐るほどいるのである。勿論不要不急な外出をせず3密も守ってる方は知り合い含めて居るには居るが、外の様子を見るにこの結果は必然だったかも知れない。医療関係者は疲弊しコロナで病床ひっ迫して自宅療養して亡くなった方も居る。今は辛抱の時なのだ。だから家から出ずVR空間で何処にでも行けてコミュニケーションが取れるVRCは素晴らしいツールといえる。

…緊急事態宣言が解除されたら行けばいいのでは、と思ったが2月7日以降伸びる可能性も否定仕切れない上にnarcissuに合わせて1月に行きたいという面倒くさいオタク心がある。すぐ上の文章で目先に危機が迫り~~とか書いた癖にまた行くの延ばすのか矛盾していないかと言われたらそうだが、正直今この文章を書いている今現在でも悩んでいる。2月以内に行くか、2022年の1月に行くか。その時の自分に任せようと思う。叶うのであれば、2020年冬の俺にホ○ライブのおしゃべりイベントなんぞ行ってねぇでさっさと淡路島行けと言ってやりたいが、後悔先に立たず。

皆はやりたい事があったら思い立ったが吉日、買わない後悔より買う後悔、
自分の欲求には素直に生きようね。

起承転結もない駄文を最後まで読んで頂きありがとうございます。
最後にこの駄文の大元であるnarcissuのページ載せるね… 
STEAMで無料配布されてるしシリーズ全部入りのやつが売ってるから興味が出たら買ってあげて…。





眩しかった日のこと。 そんな冬の日のこと。

                       

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