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オラクルカード&ルノルマンカードリーダー。 絵を描くこと、行ったことのない場所を旅する…

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オラクルカード&ルノルマンカードリーダー。 絵を描くこと、行ったことのない場所を旅すること、知らないことを探求することが好き。 そして気づいたことは誰かに打ち明けたい。

最近の記事

パーソナルトレーナーであれ、という自戒

わたしが好きな映画監督のひとりであるヨルゴス・ランティモス監督の「憐みの3章」を昨日観てきました。この作品では、舞台も設定も内容もまったく繋がりの無い異なる3種類のストーリーがオムニバスとして展開されるのですが、その中のひとつのストーリーで、おや、と思ったことがあるので書き留めておきたいと思います。 (この映画はとても面白かったしたくさん語るべきところはあるのですが、でもネタバレをしたいnoteではないので、そこには触れない範囲で書きます。) ストーリーの主人公の男性はある

    • カード同士に喧嘩もなにも、そんなのない

      オラクルカードをきっかけにはじまったわたしのカードとの冒険。 ほどなくして、わたしは新たなカード、ルノルマンカードとの出会いを果たしました。いまはこのルノルマンカードがわたしの主言語になっていて、畏れ多くもルノルマンカードを使って自分以外の方々の鑑定なども少しずつさせていただくようになりました。我ながらなんだか信じられない方向に成長しています。 初めてルノルマンカードを知ったのは、自分が占ってもらったときでした。 友人の友人、という関係で紹介していただいた方に占ってもらいに

      • 偶然とかそういう問題ではなく、カードは媒体だと気づいた

        わたしはついこのあいだまで、カードを使った占いには正直あまり興味がありませんでした。他人(しかもその日に初めて会った占い師の方とか、自分とは何の共通項も無い人)がペラっと引いてたまたまそこに出たカードの意味が告げられるだけで、何の根拠もない、ただの偶然の産物で信憑性もなにも無い、という、なんとも不信だらけでした。占い自体全般的に興味はありましたが、カードだけはどうしても信用ならん。たまたまあてはまることがあったり、無かったりするだけじゃん。と、自分の中の信憑性ランキングではカ

        • 思考は無限、言葉は有限

          言葉って、思った以上に強いものです。 言葉にして宣言することで自分を奮い立たせたり、あるいは、不意に口にした言葉が他人を深く傷つけたり。言葉はけっこうなパワーを持つので、使い方、触れ方には注意が必要です。 さて以前の記事でちらりと言及しましたが、わたしが距離をおいてしまった初代オラクルカードについてこの機会に振り返っておくことにします。 わたしが人生で初めて手にしたこのデッキもとても素敵なもので、色合いや絵柄など、とても気に入っていました。めくっていく感覚も好きだったので

        パーソナルトレーナーであれ、という自戒

          ピンと来たらそれは両想い

          オラクルカードと急速に仲良くなった話を書き留めておきたいと思います。 いま手元にあるオラクルカードは、わたし史上2代目のデッキです。 1代目は10年くらい前、当時勤めていた会社で仲良くなったお姉さんに、的確なアドバイスが出てきてびっくりするのよ!と教えてもらってその存在を初めて知り、興味津々に大型の書店で購入したものでした。 じつはそれからしばらくしてオラクルカードとはすこし距離ができて年月が経ってしまっていたのですが(その考察はまた別記事で。)、ある朝目覚めしなにぼんや

          ピンと来たらそれは両想い

          メッセージ

          忘れられない経験があります。 初めて、よく知っている人を亡くしたのは、母方の祖父でした。 祖父は岩手に住んでいたので、そんなにしょっちゅう会っているわけではなかったけれど、私が生まれたときにはすでに父方の祖父母は他界していたので、わたしにとってのおじいちゃんはこの母方の祖父のみでした。 寡黙だけれどとっても優しい。でも威厳もあって、幼い私にはちょっと近寄りがたいような、そんな雰囲気のある人でした。 わたしが大学に入学した年の夏に祖父の葬儀が行われました。 葬儀の後は親族の

          メッセージ

          「占い師」になろうと努力した

          占いは好きです。 「占い師」にはどうやったらなれるんだろう、って思ったことがある人は少なくない気がして、かくいうわたしもそのひとりでした。 ある日、算命学の鑑定を受ける機会があり、その精緻さにびっくりして、算命学の先生のところに通って自分でも勉強を始めました。なんでいろいろなことが見通せるのか仕組みを知りたかったし、勉強すれば「占い師」になれると思ったからです。 占いは学問であり、知識の多さが大事、「占い師」になるためとにかく長い時間をかけて勉強しなければ、と、数年がんば

          「占い師」になろうと努力した

          ユメとハナウタ

          わたしは中学生の頃に、夢日記をつけていたことがあります。 夢日記とはその名の通り、夜眠っている間に見た夢をノートに毎朝記していくことを目指していたものです。 夢はカオスで面白いから、当時コラージュの手法で作品づくりをしていた私は自分の創作物に活かすヒントになると思って、ネタ帳のように始めてみようと思ったのです。 ただ、いざやってみると、寝ている間あんなにとても鮮明な心をゆさぶられるビジョンを見ていたはずなのに、現実世界で目覚めていざ言葉に置き換えて物理的に記録しておこう

          ユメとハナウタ