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10minutes diaries/183

令和4年4月19日(火)

どんなものでも、ずっと一緒にいると、情が湧いたりする。
それは、人も物も。
初めは、そんなんでもなくても、時間が経つと、いいとこも悪いとこも見えて、それでも何か愛おしさを覚え、愛着のようなものが湧いたりする。
それは、心理学でいうところの、単純接触効果なのかもしれないけど、やっぱり時間というものの存在は計り知れない。

時間。
つまりは、時の間。
つまりは、我々でいえば、生まれてから死ぬまでの間。
つまりは、この命だ。
大事な人生の時間を、その物と対峙する、その人と一緒にいる。
それは、すごいことだ。
オーバーにいえば、命を削って、命の一部を使って、一緒にいるということ。
それは、愛着も湧いてしまうよなぁと、そんなことも思う。

この世には、たくさんの素敵な物があって、たくさんの素敵な人がいて、でも、その中で、目の前にあるものを選び、目の前の人と一緒にいることを選んだのだ。
もちろんタイミング等々はあるだろうけど、きっと、一緒にいるのは、なぜか愛着が湧いてしまったからだ。
理由なんて、もしかしたら、探そうと思えばいっぱいあるのかもしれない。
それでも、そんなものを超えて、ただ、愛おしく思い、なぜか愛着が湧いてしまったのだ。
だから、一緒にいたくなって、長い時間を過ごし、さらに情が湧いていく。

結局、タイミングと愛着ぐらいしか、僕らが何かを心から選ぶ理由になんてなり得ないのかもなぁなんて、そんなことを思った。

見ていただけたことが、何よりも嬉しいです!