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10minutes diaries/320

令和4年9月3日(土)

ここのところ、スピードは遅いけど創作も出来てるし、それなりにインプットも出来てて、この循環が比較的良く回っている時に、どうやら僕は「調子がいい」と感じるらしい。
そして、それができるのは、圧倒的に時間があるからなんだと思う。
今は仕事も落ち着いているし、あまり予定も入れないようにしているのもあって、時間があると何をするかというと、どうやら僕の場合はインプットとアウトプットだったりするらしい。
それこそ、コロナ禍の初期の頃は、外出すらも出来ずに、ただ家で過ごすみたいな時間が多かったわけだけど、あの暇な時に何をしたかと言えば、突如、物語を書こうと思いついて、書いたりしていた。
暇だとロクなことを考えないが、そのロクでもないことが、時に新しい世界に連れて行ってくれることもある。

だから、なんというか、僕の場合は、やっぱり特別言いたいこともないし、何か使命みたいなものを感じて作っているわけでもないし、ましてや命を削ってやってるみたいなことも体感としてはなくて、暇がもたらしたバグというか、残滓というか、副産物というか、たぶんそういったものなんだと思う。
でも、まぁ、それが楽しいから、やりたいとは思うし、つまりは心的にも、時間的にも余裕がある生活がしたいということなんだとは思う。

僕は誰かのために創作は出来ないし、どこまでも自分の知的好奇心を満たすものでしかないし、こんなに幸せなのに、まだ自分のためにやろうなんて、友人が言うように、いつかはバチがあたるのかもしれない。
でも、誰かのためなんて思ってもないのに、思えもしないのに、そんな嘘のようなものを作るぐらいなら、どこまでもエゴイスティックにやったほうが、それこそ、多少なりとも誰かのためになるものを作れるような気はする。

人に全く優しくないし、他人にも全く興味ない僕が、こうして、のうのうと生きることができているこの社会というのは、実は、それなりに寛容なんじゃないかと、そんなことも思う。

見ていただけたことが、何よりも嬉しいです!