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10minutes diaries/153

令和4年3月20日(日)

愛を知りたい。

急に、何を言い出したかと思ったかもしれないが、今日、職場の廊下を歩いている時に、そう思った。
きっと、こんなフレーズを聞けば、「気持ちわるい」と思う人もいるだろうし、僕もまた、目の前の人が急にこんな事を言ったら、さすがに一瞬は「んん?」と思うと思う。

にしても、なぜ、愛の話は忌避されるのだろうか。
誰もが、愛し愛されたいと願っているはずなのに。
恥ずかしいから?
だとしたら、なぜ、愛は恥ずかしいものなのだろう。
言葉にすべきではないから?
なぜ、こんな大事なことを、言葉にしたらいけないのだろう。

僕は、愛を知らないと思った。
いや、何となくはわかっている。
頭では何となく理解しているつもりだ。
でも、どこか体感として理解できていないところがあるような気がしている。
僕は、愛された経験はある。
それは、愛だった。
間違いなく、それは、愛だった。
でも、自分が、誰かを、本気で愛したことがあるかと言われると、なぜか急に自信がなくなる。
大好きでしょうがなかった人はいる。
寝ても覚めても、その人のことだけを考えて、胸が締め付けられたこともある。
でも、あれは愛と呼ぶのか、僕は、なぜか、どこか自信がない。
自分のためだったんじゃないだろうか。
自分のことしか考えていなかったんじゃないだろうか。
ただ、自分の欲とかそんなものを忘れて、無我夢中に、誰かを愛したことはあるのだろうか。
そもそも、愛とか、愛するとは何なのだろうか。

なんか、今、とても不思議な感覚が僕を纏っている。

見ていただけたことが、何よりも嬉しいです!