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10minutes diaries/282

令和4年7月27日(水)

全然意識してこなかったけど、僕は、自分のことを人に話してこなかったんだなと、今になってわかった。

今までも、付き合った子とか、友達に、そんなようなことを言われたこともあったけど、それなりに話してると思ったし、なんならペラペラ話してると思ってたし、ある種の哲学的な部分とかは、どうせ理解してもらえないし、理解してもらえるようなものだとも思ってないし、別に楽しい話でもないから、話してもこなかったし、でもそんなのは誰もが同じだと思ってたから、人にそう言われるのが理解できなかった。

でも、そういうことではなくて、それは、難しい話をするとかしないとかじゃなくて、ちゃんと自分の気持ちとか、相手への疑問とか、思ったことをちゃんと話すということなんだと思った。
「30代中盤にもなって今さら何を」と言われそうだけど、僕は、諍いが好きじゃないから、揉めるようなことは「そういう考え方もあるんだな」と思ったり、嫌われたりする可能性のあるようなことは極力しないように、言わないようにして、逃げてきた。
ということに、気がついていなかった。
これが、「人間関係の潔癖だよね」「どこかいつも距離を感じるんだよね」と言われてた正体だったんだと思う。
傷つきたくないから、揉めたくないから、面倒なことになりたくないから、無意識に、人と距離をとって、友達でも彼女でも、いつでもその関係が切れてもいいような状況を、心持ちを作っていた。
シンプルに言えば、人を信じてこなかったんだと思う。

これも、結局、友達の発言から気づいたことであって、「やっぱりコミュニケーションが何より大事」って言ってて、そんな当たり前なことが、僕は頭でしか理解できてなくて、それがやっと体感として出てきて、本当に大事な友達を持ったなと思った。

年を取るというのは、嫌なこともいっぱいあるけど、まぁ、それなりに楽しいことでもあるのかもしれないなと思う。

見ていただけたことが、何よりも嬉しいです!