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10minutes diaries/103

令和4年1月29日(土)

数年前の話。
別に、評価のためでは一切なかったが、仕事において、
「もう、これは本当に頑張った」
という一年があった。
その年、年度末近くに評価面談をして、その後、その結果が戻ってきた。
そして、僕は、驚いた。
驚いたというか、何かがぷっつり切れた感じがあった。
結果はBだった。
つまり、普通。
もちろん、最後は自分が評価をするわけではないから、上の人が決めたことが全てだとは思うが、これだけ頑張って普通であるなら、もうこれからAをとることもないだろうし、まぁとることもないというのは言い過ぎだが、本当に狙いにいかなければとれないと思ったし、そこまでのモチベーションは正直ないと思った。
だから、それからは、さらに評価など気にしなくなった。
不貞腐れているわけでもなく、頑張ったところでBであるなら、評価など何も気にせず仕事をしようと思った。

先日。
当然、毎年度末には、この評価面談をして、最終的な結果が出る。
どうやら今年度もBらしい。
どうせBだから、正直、自己評価のフォーマットに、色々と記入するのもめんどくさいし、その時間がもったいないし、その時間があるなら、他の仕事をしたいと思っている。
何か意見があるかと言われても、これまで自分の意見など通ったことなどないし、まぁ、やっぱり自分もちょっと変わっているのかもしれないが、ここ最近は、何もないと言って、さっさと切り上げている。

ただ、今年の面談の時に、ふと気がついた。
「そういえば、毎年、初動の速さは褒められているな」
と。
面談の中で、上司が、評価の話をするのだけど、そう言えば、何かに取り組むまでの初動の速さだけは、かつての部署の上司も、口を揃えて言っていた気がする。
思いついたら、気がついたら、すぐに行動する。
行動してしまう。
衝動みたいなものなんだとは思うが、この日記を始めた時もそうだし、ラジオを始めた時もそうだし、基本的には、思いついたら、もう次の瞬間にはやっている。
もちろん、それがいい時もあれば悪い時もあるのだろうけど、こうして、自分が気づいていなかったことに、気づかせていただいたという意味では、やっぱり意味のある面談なのかなぁなんて、思い始めてしまった。

見ていただけたことが、何よりも嬉しいです!