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10minutes diaries/274

令和4年7月19日(火)

昨日は、友達の誕生日祝いをした。
いつも3人で集まっているが、誕生日パーティーなんかやったことなかったのに、突如やることになった。
まぁ、誕生日なんてのは、たぶん、僕らにとっては口実であって、別に口実がなければ会えない仲でもないけど、なんか、そんな口実のもと集まった。特段、目新しい話題もなかったけど、もちろんそんな日々の中でも当然変化はあって、みんな懸命に生きていて、単純にその話、その悩みを聞けるのは嬉しいし、色々と考えさせられることもある。

そんな会話の中で、久しぶりに、衝撃が走ったフレーズがあって、あれはお酒を飲んでいたからかとも思ったけど、一晩寝て、今日聞いても衝撃があったから、これは本当に自分にとっては大事な言葉だったんだ思う。

「命が尊いものとするしかない」

これまでの地球、世界、人類、これからのそれらを考えていく中で、果たして生きること、そして死ぬことがいいとか悪いとかわからなくなって、当然、社会の規範として、憲法や法律などは定められているけど、それは、本質的にいいとか悪いとかではなくて、そういうことにするとしているだけの話であって、そんなことを考えていくと、本当に何を信じたらいいかわからないし、自分の指針をどこに置いたらいいのかわからなくなる。
でも、もし、正しいか間違っているかは別として、仮に、命が尊いものだとするのであれば、自ずとさまざまなことが判断できるようになる。
何度も繰り返しになるが、それがいいとか悪いとかではなくて、ルールメイキングの指標として、「命は尊いものである」と定めることは、もしかしたら、この愚かな人類として、最低限のことはできるのではないかと、そんな気がした。

大袈裟に言うなれば、「命は尊いものである」という指標じゃなくてもいい。
でも、一体この人類はどこに進もうとしているのか、その指針ぐらいは、どんなに利害関係があるにせよ、この世界である程度すり合わせていく必要はあるように思う。
でも、きっと、僕らは愚かだから、そんなこともできずに、ただ待ち受ける終焉に静かに向かっていくだけなんだろうな。
悲観じゃない。
ただ、そうなるだろうという話だ。


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