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10minutes diaries/185

令和4年4月21日(木)

ずっと、直観というものを信じられなかった。
それなりに、ピンとくるようなことは、日々の中であったりもするのだけど、どうせそう思おうと思っているだけだと思ったし、その時に気になっていることがあって、それに関することによく気づいたりするのは、単なるストコーマだと思った。

真面目というか、決めたことはきちんとやらなくてはいけないというか、ある種の自分への強制感みたいなものが強かった。
それは「継続は力なり」ということをよく聞いていたし、目にしていたし、体感としてもあったから、やっぱり一度決めたことはきちんとやりたいと思ったし、それこそが大事だと思った。
だから、直観で何か新しいアイデアが出てきても、メモはするけども、ちょっとめんどくさいなとも思った。
すぐに取り掛かれるわけでもないし、何かをやってても、そのことがちょっと気になるし、若干完璧主義がある身としては、今やっていることがひと段落しても、またやらなければいけないことが増えたと思って、それはストレスでもあった。

どちらかといえば、直観よりも自分の理性を信じて生きてきた。
本を読んで、映画を見て、旅をして、色んな人と話をして、経験をしていく中で、それなりに自分を成長させることができたと思う。
だから、直観より理性の方が、自分の中では、よっぽど信用ができた。
でも、どこか、人生をやりきったというか、行き詰まりみたいなものをここ数年感じていて、ずっときっかけを探していたのだけど、もしかしたらここにあるのかとも思った。
もう、ある意味理性でやることはやり切った。
もちろんまだまだ知識も少ないし、経験していないことだっていっぱいある。
でも、もう日々飽き飽きしているというのも事実だ。
だから、ここを超えていくには、無意識の力というか、もう少し感覚的なものが大事なんじゃないかと思った。
言語化するのはすごく難しいのだが、今こそ直観に従って生きていくべきなのではないかと、そんなことを思った。
何だか、怖いことでもあるが、楽しいことでもある。
この数日間、そんなことを楽しんでいる。

見ていただけたことが、何よりも嬉しいです!