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10minutes diaries/361

令和4年10月14日(金)

今までたくさんの人に出会い、たくさんのことを話した人もいれば、束の間の時間で終わった人もいる。
ふと、LINEの友達を見てみると、もう誰だかわからない人もたくさんいるんだけど、でもこうして連絡先を知っているわけだから、間違いなく何らかの言葉を交わし、交換した過去がある。
誰だかわからないなんて言ったけど、当然、相手だって友達と呼ばれる欄に僕がいて、それを見て、誰だかわからないと思っているのだとは思う。

中には、一時期すごくよく遊んだ人なんかもいて、でも、なんか訳もなく疎遠になってしまったなんて人もいる。
きっと、また会えば、あの頃のように話ができるのだろうし、会わなかった間のことを、隙間を埋めるかのように語り合うのかもしれない。
もしくは、もう何だかどこかお互いに感覚が変わっていて、当時のように意気投合することもなく、何となく気まずい思いをするみたいなこともあるのかもしれない。

いずれにせよ、僕らは生きている中で、いろんな人に会って、その時々で、その時の気分やフェーズなんかで近づいたり離れたりするわけであって、きっとそういうものなのだろうろは思う。
それでいいのだし、そうでしかないのだ。
SNSとかでつながっている、つながってしまっていたりしている人もいるのだろうけど、本来なら、もう終わっていた関係だったのかもしれないし、そういう意味では延命してしまっている関係もあるような気はしている。

そんなことを考えていくと、やっぱり、人生というのは旅みたいなものなのだろうし、デフォルトとして孤独なものなんだろうなと思う。
いたずらに悲しむのではなく、そういうものとしてしっかり生きていくという、ある種の強さみたいなものが、僕らには必要なのかもしれない。

見ていただけたことが、何よりも嬉しいです!