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10minutes diaries/162

令和4年3月29日(火)

やりたいと思ったことが、気づいてたら、やらなくちゃいけないことになってたりするのって、あるあるなのかな。
なんか、自分の場合はいつもそんな感じがする。
真面目が故に、やるって決めると、やることにフォーカスしてしまって、結局、やりたかった気持ちはどっかに行ってしまって、肩に力が入ってしまって、全然楽しくなくなってるみたいなことはよくある。
だから、できる限りルールなんてものは作らない方がいいし、もしかしたらゴールなんてものも設定しない方がいいのかもしれない。

ルール守るということへの、執着というか、やっぱり真面目さなのかな。
完璧主義というか。
でも、それは、社会のルールを守るというのとも違って、もちろん、守らなくちゃいけないのだけど、自分が、真面目になってしまうのは、自分で決めたルールというか、自分が納得したルールに関してのみ。
あと、致し方なく、押し付けられたルール。
仕事においてとか。

ルールを溶かして、輪郭を溶かして、その概念までも溶かして、全部曖昧にしたい。

何のためにこんな事をしているのか。
そんな事をよく聞かれるけど、それに対して、多分毎回違う回答をするけど、つまりは、そんなこと考えていないということ。
考えたくないということ。
目標なんて決めちゃったら、真面目になっちゃうから。
輪郭が浮かび上がってきちゃうから。
カシッカシッってしちゃうから。

1冊目の短編小説集のテーマは、「境界線を融解する」というもので書いたわけだけど、多分あれこそが、僕が望んでいる世界で、少なくとも作品の中でだけは、溶けていれるんだななんて思った。

見ていただけたことが、何よりも嬉しいです!