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10minutes diaries/34
令和3年11月21日(日)
こんなふうに僕は言葉を何かに残しているわけで、デジタルもまた信用には当たらぬもので、何かあったら、何もないと皆は言うけれど、所詮、30万年ぐらいのホモサピエンスの歴史の中で、そんな永遠の話のような責任は誰一人取ることは出来るわけもなく、そもそもそんなものは誰も望んではいない訳で、残るも消えるも人間の概念を超えることが出来ぬことを、いつか我らが全て消え去った後に息づく他の何か生物のようなものは、この底知れぬ欲と共に散った華やかと表現することも憚れる、この人類の実態を、何か総括と呼ぶべきか、そんなようなことをしてくれるのだろうか。
それを、決して、望んでいるわけでもなく、全ては移りゆく過程の一瞬に過ぎないわけで、だとすれば、何をしても良いということにもなりそうだが、どうやら我々には倫理と呼ばれるような厄介なものもあり、愛と呼ばれる強く儚いものもある。
全て、全て消えゆくなら、全て、全て忘れゆくなら、この刹那に鳴り響く歌を鳴り響かせようと、そう願うこの感情と呼ばれる何かは、どう在ることが出来るのだろうか。
見ていただけたことが、何よりも嬉しいです!