10minutes diaries/159
令和4年3月26日(土)
待っている。
きっと何かを待っている。
それが、何かはわからないけど、僕らは日々何かを待っている。
どんなに努力をしたとしても、報われぬこともある。
最後はどうやったって、待つことしかできない。
待って待って、訪れぬこともあるだろう。
一体、何を待っていたのだろうと思うこともあるだろう。
それでも、唯一できる、待つということをする。
待てずに、隙間を埋める。
埋めた隙間から、血が流れる。
待つ。
居場所を用意して、待つ。
血が乾く。
それでいいんだ。
待つその様が、きっと、その人を映し出す。
映し出された、その画に、光を見る。
光は何を照らす。
忘れえぬあの光景を。
まだ見ぬあなたを。
今日も、僕は待っている。
見ていただけたことが、何よりも嬉しいです!