10minutes diaries／９４

令和４年１月２０日（木）

どうしたら仕事が楽しくなるか。
きっと、これをクリアできれば、もっと人生は楽しくなるんだろうなぁとは思っている。
いや、楽しくなくてもいい。
せめて、そこまで苦でないようであればそれでいい。

過去にも何度も言っているが、僕は働くのが好きじゃない。
まぁ、多くの人が同じことを思っているのだとは思うが、多分に漏れず、僕も思っているということだと思う。
別に、仕事をしなくてもいい。
そんなことはわかっている。
仕事をしなくても、この国には生活をしていくことができる仕組みがある。
それでも、仕事をしているのは、プライドか、やっぱり、この資本主義の中で、時間をお金で買うといったようなある種の自由が欲しいと思うから、働いているのだと思う。

働くとは、『側を楽にすること」。
一説によれば、そんな語源もあるらしい。
理屈としては、本当にその通りだと思う。
誰かを楽にした、その対価として、お金をもらう。
でも、ただ、その考え方でいけば、働くというのは、お金が発生するものだけではない。
側を楽にすること全てが働くことであると言える。
色々な議論があるところだが、その意味で言えば、専業主婦、主夫で家事をやることは、もちろん働くことである。
だから、きっと、僕自身も、そして、他の人も働くことが嫌なわけではないと思う。
誰だって、自分のやったことが誰かのためになっている実感があれば、もちろん大変なことはあるが、それでも、やりがいとうは感じるように思う。
そして、世の中のお金が発生する仕事もまた、誰かの役に立っているから、そこにお金という対価が発生していると考えれば、考え方としては本当は同じなんだと思う。
ただ、それ以上に嫌なことがあるとか、なかなか誰かの役に立っているということが実感できないから、仕事をしたくないということになることのように思う。

誰かの役に立っているという実感であったり、もっと、なんというか、遊び感覚というか、ゲーム感覚とかそういうのが持てたら、少しは楽しくなると思うし、それはもちろん環境をはじめとした周りに求めることでもないし、自分自身が見つけていかなくてはいけない。
そんなことは、頭ではわかっているが、なかなか思えないというところに、きっと僕を初め、多くの人がジレンマを抱えているんだろうなぁとは思う。