10minutesdiaries/154
令和4年3月21日(月)
まだ、踠いている自分がいる。
何に抗おうとし、何を掴もうとしているのか。
理想のような何かはなく、ただ現状を改めたいと、そんな戯言のようなことを言っているのだろうか。
まだ、変われる。
まだ、変わりたいと思っているのか。
どう、何を変わりたいのか。
それは、ただ単に飽きによるものなのか。
変わったところで、それを、僕は成長と呼ぶのか。
一体、僕は、どうなりたいのだろう。
何かを探している。
それは、光なのか、愛なのか。
ただ、待つこともできずに、足掻いている。
これを、足掻きと呼んでいいのだろうか。
もう、忘れないとやっていけないよ。
誰かの目を見て、吸い込まれてみたい。
その眼球の中で、小さく息を吸ってみたい。
あわよくば、バタフライなんかしてみたい。
その目に映し出す、画を写真にとりたい。
筆を握って、絵を描きたい。
その息に触れて、温もりの温度を測りたい。
その乾いた唇に、足をかけて、今日あった一日の話をしたい。
まつ毛に咲いたちいさな赤い花を、小さな花瓶に添えてみたい。
静かに、時に、溶けて、我をなくし、ただ、それでありたい。
見ていただけたことが、何よりも嬉しいです!