10minutes diaries／９２

令和４年１月１８日（火）

自分だけは大丈夫と、無意識に、本当に無意識に思ってしまっていることなんて、無限にあるんだろうなぁと思う。
僕は、自分でいうのもなんだが、比較的言葉を選んで、話す方だと思う。
どういう言い方をすれば、傷つけずに、適切に伝いたいことを伝えられるか。
それは、多少なりとも意識してやっているように思う。
だからなのから、時折、聞き上手だとか言っていただける時もある。
そんな感じだから、僕は比較的気をつけているし、コミュニケーションについては褒めてもらえるから、どこか自分は大丈夫だ、自分に限ってそんな失敗や、過ちはないと思っていた。
もう、これは圧倒的な過信だった。

僕は笑いも好きなものだから、時にその場を楽しませるために、友達をいじってしまう時がある。
その中で、先日、やってしまった。
お酒が入っていたことは言い訳にしかならないが、友達という関係で考えても言ってはいけないことを言ってしまった。
彼は優しいから、流してくれていたが、冗談でも言ってはいけなかった。
それについていえば、決して本心で言ったものではなかったが、その場を楽しませたいという気持ちがまさってしまったんだと思う。

きっと、今までは通じていた笑いも、これからは変わってくるのだろうし、何より、自分は大丈夫、時代を読めている、みたいな過信がいろいろな問題を生んでいくのだと思う。
それなりに努力をしてきたし、多少は自信を持ってしまうのは自分でも理解できるが、やっぱり常に謙虚でいる必要もある。
そのバランスをとれる人間でありたいと、改めて思った。