10minutes diaries／２２３

令和４年５月２９日（土）

大塚という街が、何故かわからないが、好き。
何故かわからないと言ったが、過去に１年だけ住んだことがあるから、それが理由だと思うのだが、でも、何故か好きなのだ。
これまで、数回引っ越しをして、「住めば都」と言うから、当然それぞれの街を好きにはなったが、何故だか、大塚だけは、ちょっとその域を超えていると言うか、わざわざ降りたくなるぐらい好きで、なんなら、また、住みたいとすら思う。

別に治安がいいとも思わないし、なんならちょっといかがわしい街だし、たった１年しか住んでないけど思い出もあって、降り立った瞬間、エモくなって、どこか「帰ってきた」と思える場所だったりもする。
池袋にも近いけど、同じ豊島区でも一駅ずれただけで、雰囲気も違くて、うさんくさくて、そんなとこが自分の性に合ってる気もして、死ぬまでに、いつ死ぬかもわからないけど、大塚の物語を書かなくちゃいけないと、そんなことを勝手に思う。

理由なんてない。
ただ、僕はこの街が好きで、この日記を、大塚で書けているということが、ただただ幸せだったりする。