10minutes diaries/155
令和4年3月22日(火)
自分の感覚なんて、全くもって当てになどならない。
その美しいと思った感覚も、流した涙も、一瞬放出されたドーパミンも、心奪われたと思った何かも、全部、過去の自分のもの。
だから、言えるのは、今、この瞬間はどう思うかということだけ。
無責任だということは承知で、それでも、昨日の自分の感覚に自信は持てない。
気分も、環境も、体調も、温度も、空腹具合も、眠気さも、髪型の決まり具合も、何一つ同じとしてない状況で、同じ感覚を持つというのは本当に可能なのだろうか。
同じ物を見て、昨日と違う感想を待つことを、どう説明したらいいのだろう。
どの時の自分が、正常な判断をしていると言えるのだろう。
一体、どの時の自分が、正常なのだろう。
僕は一瞬でも、正常だった時はあるのだろうか。
忘却と、ドパミンと、空白の時間が、暇な僕の相手をしてくれている。
見ていただけたことが、何よりも嬉しいです!