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ビジネスの失敗から本質を探り、投資に生かす

東芝の失敗

バランスシート
流動資産
商品サービスの提供

固定資産
オフィス
工場
機械
研究所

★東芝は原子力発電ビジネスに乗り出しました。
つまり、流動資産の商品サービスに原子力発電提供サービスを加えようとしたのです。けれど911テロや東北地震でより頑丈な設備が求められ、経費がたくさんかかるようになりました。それで原価がすごく上がり、みんな原子力発電をリスクに感じていたので売れなくなってしまいました。それで買収した原子力発電企業が投資の失敗になり、借金だけが残り、つまり給与はないけど借金はあるという事態になってしまったのです。それで借金返済のために車や家にあたる価値あるビジネスを売却してなんとか借金返済にあてていましたが、それでもうまくいかず、病院送りになった感じだと思います。

戦前の日本も列強にならい、植民地を獲得しましたが、すごく経費がかかるようになり、軍事費ばかりがふくれあがり、アメリカと戦争して破産しました。東芝と似ていると思います。

★つまり突然経費が発生する。これが失敗の本質だと思います。そうならないためにリスクマネジメントが大切であり、
リスクをとらない投資が良いと思います。
信用取引をしない。
レバレッジをかけない。
流行を追わない等

その上で利益を出すためには、
粗利率を高める。
売上ー原価=粗利

また、純利益を高める。
売上ー(原価+販管費+利払い等)=純利益

純利益がたくさんあれば、増配や研究開発に投資できます。
東芝や日本は原子力発電や植民地をやらず、
原価を下げ、販管費を下げ、粗利を高め、
純利益を高めることをすべきだったのです。

これが失敗から学べるビジネス投資の教訓だと思います。
以上

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