まなみママ@介護とキャリアを語りあうスナックやってます

仙台市出身/ケアテック系スタートアップで広報やってます/株式会社aba広報&NPO法人タダカヨ理事/「働きながら介護する」を聞く書く話す/著書に『子育てとばして介護かよ』(KADOKAWA)/朝マックの誘惑に抗う日々/月1で赤坂でケアについて話すスナックのママやってるから来てね

まなみママ@介護とキャリアを語りあうスナックやってます

仙台市出身/ケアテック系スタートアップで広報やってます/株式会社aba広報&NPO法人タダカヨ理事/「働きながら介護する」を聞く書く話す/著書に『子育てとばして介護かよ』(KADOKAWA)/朝マックの誘惑に抗う日々/月1で赤坂でケアについて話すスナックのママやってるから来てね

マガジン

  • 対話のコミュニティメンバーが"書いた"noteまとめ

    • 20本

    対話のコミュニティメンバーが"書いた"noteで、メンバー同士で読んでもらいたいものはこのマガジンに入れていきます。ハッシュタグ #対コミ書くこと会 をつけて下さい

  • 引き継ぎノート部

    • 7本

    家族の「程よい距離」を探りつつ、将来の老いや介護について話し合い、備えるための知恵と工夫をシェアするマガジン

最近の記事

「てのひらから始まる対話」って本当にあったよという話

「介護技術で遊ぶ会」という会を不定期でやってます。いつからやってるんだろう。ちょっと記憶があいまい。あとで調べておきます。 いつもは新宿区にある公民館みたいなところでこじんまりとやってるんだけれど、ひょんなご縁で大崎で開催することになりました。ソニーシティー大崎24Fにある社員向けコミュニティスペース「ブリッジターミナル」です。じゃじゃーん。 ふだんはソニーの社員さんしか入れないんだけど、この日はオープンイベントだったので社外の人も参加OK。 この日、夕方から岡崎体育の

    • お師匠さんを見つける方法

      特技のひとつに「お師匠さん探し」がある。独学もまったくのゼロではないけど、でもやっぱり、「先生」がいるほうが好き。この人に習いたい、という人と心底思える人に師事するほうが断然、早いし、楽しい。そして私は多分、これがめちゃくちゃ得意。 なので、どうやってお師匠さんを見つけてきたのかを書いてみようと思う。 たとえば、介護技術。私は介護家族歴は7年とそこそこ長くなってきたけど、「身体介護」と言って利用者の身体に直接接触して行う介助の経験はほぼない。介護のキーパーソンとして、いろ

      • 「買うたるおじさん」の話をしよう

        noteを書くのを忘れたまま、23時を回ってしまってあわててる。何を書こうか、どうしようか。迷った時の、ともだち頼み! で、こないだも助けてもらった、まーちんさんのnoteをひらく。 いいテーマ! なぞの怒られ感の考察。なるほどなー、あるある…と読み進めて気づく。いや、わたし、反対かも? 20代のころから、なにか買おうとするときに、現れたのは「買うたるおじさん」。こんなの、無駄遣いだしなーと思い、ためらってると「買うたる、買うたる。気にせず、バーンといっとき? 欲しいんや

        • 迷っているうちに1日が終わる不安を友達のnoteが一瞬で解消してくれた話

          11月に入ってから、毎日noteを書いてます。ここ何カ月か、「毎日書きます!」と宣言しては途中で離脱する……を繰り返していたけれど、なんとなく順調。 でも! ここからがヤバい。なぜなら、明日あさっては参加者エントリー200人超えのなかなかに大きなイベントが待っている。 すっごい楽しみだけど、これ始まったら、わーっと時間がすぎていくヤツ。きっと、大興奮でnoteを書くの忘れるのよ、きっと。そして何日も経ってから「あ……」って思い出す。キ・ケ・ン! これはね、もう早めに書

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        • 対話のコミュニティメンバーが"書いた"noteまとめ
          20本
        • 引き継ぎノート部
          7本
        • 別居嫁介護日誌
          68本

        記事

          最高にたのしい、あっという間の3日間がはじまる

          2023年11月11日、表参道で開催された「ねかいごと」。願いの中に「かいご」の文字が隠れてる。だじゃれみたいだけど、びっくりするぐらい真面目に、15年もかけて「おむつを開けずに中が見たい」という願いをかなえるために、ひた走りに走ってきた宇井ちゃん、こと、宇井吉美(株式会社aba代表取締役CEO)が発起人となって、始まった取り組み。 つい先日、クローズドイベントとして開催されたあの日のダイジェスト映像が公開された。そして明後日、11月10日(日)・11日(月)の2日間、今年

          最高にたのしい、あっという間の3日間がはじまる

          いろんな人に見つけてもらって今の私があるんだと気づいた日

          Xのアイコンとヘッダーをリニューアルしました。じゃじゃん。 描いてくれたのは、イラストレーターのユウコチカさん。パーソナル編集者・みずのさんから、ずいぶん前に「アイコンを、スナックのママっぽいイラストにしてみるのもいいかも?」と言われていて「そうなんですよ!」なんて言いながら、腹が決まらずにいたこの数か月あまり。 一瞬、「スナックのママです」的なアカウント名に変えたこともあったんだけど、なんとなく座りが悪くてモヤモヤ。月イチ昼スナックのママをやってるぐらいで、スナックのマ

          いろんな人に見つけてもらって今の私があるんだと気づいた日

          「計画的な人生」を手放した大学生の末路

          タイムラインで時折見かける「キャリアの偶発性」の話題。米国スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が20世紀末に提唱した「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」というアレ。 変化のスピードが速く、将来何が起きるのかが見通せない時代の中で、キャリアをあらかじめ計画して計画通りに進むなんて無理だよねー。だったら、予期せぬ偶然によってキャリアが決定される前提に立って、その出来事を積極的に引き寄せていったらいいんじゃない? みたいな話ですね。 わ

          刺しに行くのはごめんだと思ってるのかと気づいてしまったら戻れない

          今夜は「対話のコミュニティ」の対話会。すっかり忘れてて、10分遅れですべりこむ。 主催者で、ストレングスコーチのりょうじさんの「ストレングス解説投稿」の裏側が語られてる瞬間だった。すごい、良い話だったんだけど、それは置いておいて。 あと、ストレングス投稿の話も見てほしいんだけど、いまスマホから書いてるので、リンクはあとで貼ります。すごくいいの! と予告だけ。 そう、それはそうと、対話会です。 マンツーマンでたっぷり聞いてもらった。まさにそれは、「聞ききる」のプレゼント

          刺しに行くのはごめんだと思ってるのかと気づいてしまったら戻れない

          合う合わないガチャの当選確率を上げる方法

          「人間関係でもなんでも、合うか合わないかはやってみないとわからない」 「でも、あんまりハズレが続くとつらいよね」 「どうやったら、当選確率を上げられるんだろう」 そんな話題で盛り上がった。初めて行くバー。でも、カウンター内には友達がいて、その子が好きな人たちがいるお店だとわかって行った。これも、合う合わないガチャの当選確率を上げる方法のひとつだ。絶対、じゃないけど。でも、確率は上がる。 一方、ちょっとおもしろそうだなというか、役に立ちそうだなと思ったサービスの公式LINE

          合う合わないガチャの当選確率を上げる方法

          よくよくしゃべったなあの文化の日

          介護のコミュニティ「SPACE」のメンバーが急遽、京都から東京にやってくると聞いて、大手町で会うことに。介護福祉ビジネスにおむつ事情、動画編集、面談の必要性……と話題は尽きず、気づけば、3時間超えのタイムマシンランチ。 夜はスナックひきだしのママ友達、サイカちゃんが高田馬場でスナックをやるというので、いそいそ伺う。 めっちゃ近所に、こんな素敵なお店があったなんてー。知らんかった。不覚! 軽く一杯のつもりが閉店までしゃべりたおしてしまった。楽しかったー。また遊びに行きます

          91歳講師デビュー! 大好きすぎるちえこさんの初挑戦を見つめた午後

          認知症のある90代のご本人と、遠くに暮らす娘さんが暮らしの工夫を語り合う。そんなオンラインイベントが開催されることを、Xのタイムラインで知った。 以前から気になっていたキャッシュレス買い物サービス「KAERU」の開発者の方も登壇されるらしい。面白そうだな、あとで申し込んでおかなきゃと思った数日後、登壇するのが、ゆずさん母子だと気づいた。モバイル型ロボット「ロボホン」(シャープ)と二人暮らし中。ほかにも、数えきれない工夫とチャレンジで一人暮らしをされている、お母さんだ! 夕

          91歳講師デビュー! 大好きすぎるちえこさんの初挑戦を見つめた午後

          今日から1か月、まいにちnote書きます

          何回目だろうね、その宣言って思いながら、このnote書き始めてます。 今年も残り2カ月だし、やっぱりやっておこうと思って。 ホントはね、介護まわりのnoteを書きたいの。私の専門ど真ん中。日々、いろんなエピソードに出会って、ぐるんぐるんしてる。 でも、知ってるの。この時間まで引っ張っちゃうと、書けない。なんとなく、19時過ぎたあたりから怪しくなって、20時以降になると、もうむずかしい。 午前中のテンション高いときに書いちゃったほうがいい。たぶん。 でも、午前中はだいた

          「介護が始まっても、人生って終わらないんですね」と彼女は言った

          介護やキャリアについて語りあう「昼スナック」をなぜ、やってるのか。 理由やきっかけはいくつかある。そのうちのひとつが『子育てとばして介護かよ』の出版トークイベントだったと思う。 ある日突然出くわした、認知症介護の日々をnoteに書き始めたのが2018年。2本目を書いたところでKADOKAWAさんに声をかけてもらい、2019年秋に 出版された。 2019年11月に「<働くわたしたちと親の老い>会議~『同居しない』という選択」、翌2020年3月に「<働くわたしたちと親の老い

          「介護が始まっても、人生って終わらないんですね」と彼女は言った

          あの夜の義父は無事だったけど、大丈夫じゃなかった。肺炎騒動の幕開け

          「あの夜のお義父さん、大丈夫だった!?」 先日、「初めての救急要請」のnoteを書いたら、何人かの方から連絡をもらった。心配おかけしてすみません! 大丈夫でした。いや、大丈夫でもなかったんだけど。どっちや! まず、「身体の左側が痺れる」と聞いて、てっきり脳出血由来の何かを疑い、緊急手術もありえる……と思っていたんだけれど、結果は……肺炎による脱水症状。どうも、ずっと左側を下にして寝ていたせいで痺れたらしい。そりゃ、痺れるわ! 私と夫が病院に駆けつけたとき、義父は脱水状態

          あの夜の義父は無事だったけど、大丈夫じゃなかった。肺炎騒動の幕開け

          初めての救急要請。遠隔地から救急車を呼ぶときに覚えておきたい「搬送先がわかったら連絡ください」

          9月9日は「救急の日」らしいので、生まれて初めて救急要請した日のことを書こうと思う。 始まりは夫からの電話だった。 「おやじが調子悪いらしくて、おふくろから電話があったんだけど、何を言ってるのかよくわからないから電話してもらえる?」 意味わかんねぇ! と内心思った。 たしかに私は介護のキーパーソンかもしれないが、なんでもかんでも話を持ってくるんじゃねぇ! ぐらいに思った気がする。 ぴりついた空気が伝わったのか、電話の向こうの夫はややあわて気味に事情を説明した。 「自分で

          初めての救急要請。遠隔地から救急車を呼ぶときに覚えておきたい「搬送先がわかったら連絡ください」

          手を挙げられない小学生だった私が、ノールックで立候補できる勢になれちゃったおかげで出会えたもの

          小学生の頃、授業中に「ハイハイハイ!」と声高らかに挙手する同級生は異世界の住人だった。 「やりたい人~!」と問われたとき、ノールックで手を挙げられるようになったのはいつ頃からなんだろう。 気づいたら、手を挙げられるようになってた。 週刊誌記者時代に、取材対象者に当たるまでドアチャイムを鳴らし続けるという罰ゲームのような現場を体験してから、ハードルはさらに下がった。 当たっても外れても、イヤな顔をされるのはわかってる。でも、仕事だからチャイムを鳴らさなくてはいけない。も

          手を挙げられない小学生だった私が、ノールックで立候補できる勢になれちゃったおかげで出会えたもの