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【CL京都ジュニア】Best16 レッド型ミュウVMAX

この記事は全て無料です。
最後に投げ銭をつけておりますのでもしよろしければジュースを奢る感覚でお願いします。

簡単に自己紹介

どうもです。
普段は大阪中心に活動しているババです。
今回は自分自身の結果ではなく、デッキを託したジュニア選手が2021-2022シーズンCL京都で決勝トーナメントに進出しましたのでそちらの記録になります。
ちなみに自分の大会の成績は以下です。
2019-2020シーズンシティリーグS1 ベスト4(100人以上規模)
2020-2021シーズンシティリーグS1 1-3敗退(32人規模)
2020-2021シーズンシティリーグSAD ベスト8(64人規模)
実は大会には3回しか出場したことがなくCLは宗教上の理由により自分自身は参加したことがないです。(家族サービス優先)
たまにここでブログ書いていたりします。
興味があれば是非見ていただけると嬉しいです。
こちら↓
弱者のポケカ考察ナビ

きっかけ

今回もCL京都見るの楽しみだなーと思っていたら普段から交流のある親子プレイヤーのひさはさん(@hiro_sana_haya)から下記のような相談が・・・

画像1

この時勧めたのがゲンガーVMAX+ガラルファイヤーでした。
このデッキがめちゃくちゃ弱くてしばらく時間を無駄にさせてしまいました。本当に申し訳ございません。。。
そしてこのDMをきっかけにCL京都ジュニアに持っていくデッキをアドバイスすることになりました。

環境考察

正直ジュニアの環境を考察したことがなかったので的外れなところもいろいろあるかと思います。
勝手なジュニアのイメージとしては基本的に殴り合いのシンプルなデッキが多いと感じていました。ミュウVMAXの登場でマスターでも連撃ウーラオスの数は減ると思っていましたがそもそもジュニアでは連撃ウーラオスは少ないと判断していました。
また、裏工作系のデッキも比較的数は少ないと思っていました。
多く使用されるのは以下のデッキタイプと考えました。
上から順に多いと想定。
・ミュウVMAX
・ゲンガーVMAX
    (雪道、ブラッキー、ジュラルドン)
・三神系
・ムゲンダイナVMAX
・ジュラルドンVMAX
・レックウザVMAX

これ以外当たったらまぁ仕方ないかなと思っていました。
スイクンはいるかもとは思っていました。

デッキ選択

この翌日にフュージョンアーツが発売されミュウVMAXを試してみることに・・・

画像2

仮組みミュウVMAX
適当に組んだだけでもデッキパワーの高さにビビり、本格的にミュウVMAXを詰めていくこと決意。
と、言いながら自分自身はゲンガーが好きで環境的にゲンガーが刺さるとも思っていたので同時に雪道ゲンガーとゲンガーブラッキー(以後ゲンブラ)も考察を進めていました。
雪道ゲンガーに関しては想定しているより雪道がミュウに刺さらないのではないかと思い雪道ゲンガーの選択肢を排除。
ミュウツー&ミュウGXは特性でワザを使っていましたがミュウVMAXはワザの効果なので普通に攻撃できるんですよね・・・
ミュウVMAXとゲンブラに絞って検討を進めました。
ここでミュウとゲンブラを対戦させているとミュウ側がウィークガードエネルギーを引けないと勝負にならないことが多く、ここに回答が必要と感じました。また、ミュウVMAXのミラーも先攻が非常に有利なためここにも対応策が必要でした。
そこで思いついたのが以下の型です
↓こちらの記事をご覧くださいませ。
レッド型ミュウVMAX
ここからレッド型ミュウVMAXを詰めていくことに。ゲンブラに関しても詰めていましたジュラルドンに勝てないこと&デッキの安定度の高さによりミュウVMAXを握ることが決定しました。ミュウVMAXに決定したのはCL開催前日でした。
ひさはさん自身がジムバトルやフリー対戦で11連勝したことも握るきっかけになっています。ちなみに前日にひさはさんは、ひさはさんジュニアの壁をされていましたがミラーで10勝23敗とボコボコにされたようでひさはさんジュニアの順調な仕上がりに安心していました。

当日のマッチアップ

レポート頂いた分をそのまま貼ります。

第1試合 vsゲンガー&ジュラルドン(ゲンジュラ) 勝ち


相手エネルギー事故でそのまま押し切り勝利
6-0〇

第2試合vsムゲンダイナ 勝ち

苦手なムゲンダイナ対面
ボスの連打で快勝
フュージョンを上手く貼れてダークシグナルをかわす
ファイヤーを盤面から消した後はダイナバリアもからめる
6-5〇

第3試合vsゲンガー&ジュラルドン(ゲンジュラ) 勝ち

かなり相手が回ったみたいで苦戦。
上手く超エネルギーを貼れたおかげでジュラルドンを陥落。
最後はボスの連打でジュラルドンを無視してフィニッシュ
6-3〇

第4試合vsカラマネロ 負け

かなり大きな事故...
オドリドリがサイド落ちでワンパンされなければチャンスが少しはあったが、厳しい事故で負け
0-6×

第5試合vs鋼型ジュラルドン 勝ち

ボスで後ろを倒して押しきる。
6-3〇

第6試合vsゲンガー&ブラッキー(ゲンブラ) 勝ち

まともにパニックフィアーを使わせなかった。
育つ前に刈って、最終反撃を食らうが、こちらは盤面がかんせいしており、押しきる。
6-3〇

5-1で決勝トーナメント進出!!
決勝第1試合vs三神ガラルファイヤー 負け

タックゴール型の三神でタッグコールからグズマハラ→ツールジャマーをサーチして三神に。
そのツールジャマーによりハチマキ+タブレット2枚があったが
ハチマキの効果を封じられ三神を落とすことが出来ずそのまま押し切られ敗北。
対戦相手の子は世界常連とのことで世界の壁は厚かったと・・・
0-6×

ベスト16!!
結果的に決勝トーナメント1回戦で敗北してしまいましたが決勝トーナメントに残れるだけでも素晴らしいし、ひさはさんジュニアの実力だと思います。おめでとうございます!!
ってかジュラルドンとめっちゃマッチしていました。
ゲンブラ握らなくてよかった。
あと、めちゃくちゃ練習したはずのミラーマッチがなかったようです。
カラマネロは正直あまり想定しておらずかつオドリドリ込330を超えるハードルが大変なのでまぁ当たっても勝てるやろって思ってましたがオドリドリサイド落ちでミュウがワンパンされてまさかボコボコにされるとは。。。
環境的にはまぁ読めていたのかなと思いました。
レックウザなんていなかったようですが。

デッキレシピ

画像3

デッキレシピは上記の通りです。
採用理由等は私のブログに書いてあるものとほぼ一緒です。
ミュウV/ミュウVMAX 4-3
メインアタッカー
ミュウVMAXを4にすると手札に溜まりやすいので3枚
ゲノセクトV 4
このデッキのエンジンのため4
デデンネGX
最後まで採用を悩んだ枠。事故した時の保険&最後の締めで引きに行くときのために採用。いまだに悩み枠。
オドリドリ
ワザが非常に優秀かつ-20で打点ずらしできる。
ラティアス
ターンが欲しいときに使用。
もしくはエネついているミュウを取られたく無いときに。
マーシャドー
雪道対策カード。水晶で持ってこれる。
クイックボール 4
展開用。
霧の水晶 2
エネルギーとミュウV,マーシャドーに触れる優秀なカード。
枠の関係で2枚に。
しんかのおこう 2
ミュウVMAXを触るカード
ポケモン通信
ポケモンが多くないのでそれほどまで有効に使えないと思ったが1枚あると便利と思い採用。当日使ったかは知らない。
バトルVIPパス
後攻レッドの挑戦で触れたらかなり強い。
先攻で引けたらラッキー
多く入れると終盤に邪魔になりすぎるので引けたらラッキーくらいで採用。
後攻で50%くらいで使えている気がする。
パワータブレット 4
元気のハチマキ 
ダメージバフ関連。
テクノバスターの素点が210
210+10=220
210+10+30+30=280
210+10+30+30+30=310
210+10+30+30+30+30=340
フルパワーでここまで対応可
またダイナバリアやサイコジャンプとの組み合わせも考慮すると70+210=280
70+(210+10+30)=320
この辺の打点を頭に入れておく。
ポケモン入れ替え3
あなぬけのひも

入れ替えソース。
テクノバスターは連打できないため後続のミュウが育っていない場合は逃げる+入れ替えが必要
ここの枚数に明確な理由はないがとりあえずこれで回していて足りないと感じたことはない。多めに採用した方がプレイは簡単になる
あなぬけのひもは疑似ボスにもなるため割合は2-2でもよかったかも。
うねりの扇 2
今回主にミラーを意識して採用。
ミュウVMAXはエネが貼れないターンがあると致命的になると認識をしておりエネルギーを剥がされると先攻後攻が簡単に入れ替わる。
当日マスターの環境を見ているとうねりの扇意識している読みでクラッシュハンマー採用でしたね。うーん。そっちの方がよかったかな?
リセットスタンプ 
2枚を採用したかったが枠の都合上1枚採用。
捲る&捲らせないカード
ツールジャマー
相手の風船やタフネスマントを無効にしたかった。
特にスイクンにタフネスマントが付くとテクノバスターで落とせなくなるので採用した。スイクンと当たっていないが便利だった模様。
ツールスクラッパーと迷いましたが雑に貼って強いツールジャマーを選択。
ボスの指令 4
このデッキは前のVMAXを一撃で気絶させる火力はないためVやGX、傷ついてVMAXに効率良くワザを打つ必要があるため最大枚数の4
ボス4最高だったとのこと。実際どの試合もボス連打したとのこと。
レッドの挑戦 2
詳しくは私のブログを参照してください。
マリィ 2
自己展開を進める博士の研究か妨害のマリィで悩んだが博士の研究でミュウVMAXを巻き込む危険性を考慮してマリィを選択。
3枚は終盤かさばると思い2枚。
カミツレのきらめき 2
エネが貼れなかった時やサイコジャンプで逃げたあとに盤面にエネを供給するカード。1枚は使うので2枚採用
フィージョンエネルギー4
ウィークガードエネルギー3
超エネルギー2
キャプチャエネルギー
キャプチャエネルギーはレッドの挑戦で持ってくることが出来るのでピン刺しで採用してみた。レッドで手札を減らしながら盤面を整えドローを増やすことが出来たのでピン挿しはありだった。
混沌のうねり 2
今回は雪道対策としてオーソドックスな混沌のうねりを採用した。

各マッチアップで意識すること

ここではひさはさんジュニアに伝えていた(と思う)各マッチアップの意識することです。ジュニアですしあえて細かいことは伝えておらずかなりざっくりとした内容になります。

ミュウVMAX
とにかく先攻が有利ゲーム。
後攻を取ってしまったらうねりの扇連打で頑張れ。
相手もうねりの扇を使ってくる可能性があるので可能な限り超エネルギーから貼る。後攻時、相手の盤面にミュウが出ている時は相手にエネがついていなくてもミュウをバトル場でターンを返さない。

ゲンガー系統
まずゲンガー対面で言えることはパニックフィアーの打点を気をつけること。V/GXは4体以下。(ミュウ2体、ゲノセクト2体)
ラティアスのダイナバリアを有効に使う。
雪道型
混沌のうねりとマーシャドーを大事に。霧の水晶も大事に。
ブラッキー型
フュージョンエネルギーでゲノセクトを守る
ジュラルドン型
エネルギーのテンポが遅く意外とジュラルドン以外を後ろに出してくる場合が多いためジュラルドン無視して後ろにボス。エネが付かないならダイミラクルで押し切る

三神系統
アルティメットレイを宣言させないように扇で妨害&280でワンパンする。
振り返るとおまもりかツールジャマー採用されている場合が多いと想定されるのでツールスクラッパー採用を検討した方が良かったかもしれないがツールジャマーが便利なためタラレバ。。。うーむ。

ムゲンダイナVMAX
とにかくボスで裏を。3回の攻撃で終わらせる。
それしか間に合わない。頑張れ。

ジュラルドンVMAX
まずは裏を狩る。それだけだ。

レックウザVMAX
雷型ならモココ狩る。
炎型ならオドリドリ込み330を乗り越えるハードルが高いのでサイコジャンプやダイナバリアを駆使して攻略。

まとめ

フォートナイト三昧の息子を心配し、私に助けを求めて頂いたので全力でサポートしたいと思った。フォートナイトはめちゃくちゃ上手いらしいです。
直近のCLでは1-3,2-3と奮わなかったが過去にCL予選突破まであと一歩のところまでいったこともあり、実力自体はある子だった。
持ち込むデッキと各対面に関して立ち回りを少し教えてあげるだけで決勝トーナメントにいけると思った。
ジュニアの環境的にミュウとゲンガー系統が大部分を占めると決め打ちしてそこだけにフォーカスを当てていたのが結果的に当たった。
私自身が結果を出したわけではないがサポートさせて頂いた子が結果を出したことは本当に自分のことのように嬉しかったし引き続きサポートしていきたいと思った。(必要であれば)
福岡の優先権も取れているので福岡に向けて考察したいきたいと思います!

ここまで駄文をお読みくださりありがとうございました!
頑張ったねとジュース奢る感じで投げ銭してもらえると嬉しいです。
また、投げ銭を頂いた方にはもう一つのデッキ案であったゲンガーブラッキーのレシピが見ることができます。ゲンガーとブラッキー好きな方は是非ご覧くださいませ。ゲンガーが好きで発売後から考察を繰り返しておりました。

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