FX勢が初めて現物ビットコイン買ったときのちょっとした失敗
今回は、ビットコインの初トレードでやってしまった失敗について。
同じ初心者の友人も、同じ失敗をしていました汗
ありがちな失敗です…
しようとしたこと
ときは2017年12月11日。
7日にはビットコインが200万円をこえました。
一旦下がったビットコインは197万円あたりをフラフラ。
「200万を抜けるかどうかは分からんけど、抜けたら上がるのでは!?」
と考え、このようにしました。
「200万円になったら0.15BTC買います」
というつもりです。
おきたこと
「ピコーーーーーン!!」
たった今レートがハネたのか、注文してすぐに買えました。
でも、なにかがおかしいです。
注文したタイミングで、1ビットコインは197万円。
200万円ってそんなにすぐにいくんでしょうか?
すべて、197万円で買ってしまっただけでした・・・
このあとレートは下がり、含み損に・・・
今より不利なレートで売買できない
板情報の見かた
こんな画面をみたことはありますか?
これは、板情報といいます。
上半分には売り注文、下半分には買い注文がならんでいます。
真ん中の二つがそれぞれ、
売り注文のなかで最低レートのもの=今買えるレート
買い注文のなかで最高レートのもの=今売れるレート
です。
結局、なにが起きたのか
わたしは、この両方が197万円くらいのときに、
現在レートより高い、200万円で買おうとしました。
「わざわざ高く買う」
というのは、合理的ではありません。
そこで、この取引は成り行き注文として処理されました。
成り行き注文とは、現在レートを使って今すぐ取引する注文です。
「200万円で買うくらいなら、197万円で買えたほうがうれしいっしょ?」
という気をきかせてくれたわけです。
余計なお世話です笑
初心者が注意すべきこと
現物の取引では、
現在レートよりも高いレートで買う注文
現在レートよりも低いレートで売る注文
を、あらかじめ入れておくことはできません。
損する側に注文は入れられないということです。
これらを逆指値注文、またはストップ注文といいます。
逆に、
現在レートよりも低いレートで買う注文
現在レートよりも高いレートで売る注文
は、あらかじめ入れておくことができます。
こちらは、指値注文、またはリミット注文といいます。
レバレッジ取引ならできるけど・・・
レバレッジ取引であれば、逆指値(ストップ)注文できます。
しかし、レバレッジ取引では手数料がかかります。
仮想通貨を借りて取引をするので、利子が引かれるのです。
たとえばコインチェックでは0.05%/日です。
借りたビットコインの合計額に0.05%かけたものを、毎日です。
1年で18%以上になります。
短期トレードならいいのですが、長期トレードには向きません。
2021年8月追記:上記数字は古い数字です
現物で逆指値(ストップ)注文できる取引所
しばらくは、「ない」と思っていましたが、ありました。
ビットフライヤーでできるようです。
「ビットコイン取引所」
ではなく、
「bitFlyer Lightning」
でできます。
BTC/JPYが光っていたら現物モードです。(画像左上)
「特殊」をクリックします。(画像右側)
「Simple Order」画面が出てきます。
「STOP」をクリックします。
売買をえらび、数量・トリガー価格を決めます。
最後に「Place Order」をクリックすると、注文できます。
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