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【俺プロ最強位バトル奮闘記】2月度1位の方を分析する

下記の記事に書いたように、2月は、1月の上位者を分析・研究してきました。本日は番外編として昨日確定した2月度1位の方について分析したいと思います。

https://note.com/ba_ken/n/n8c9570dae15e?magazine_key=mee1ec7bb098f
私のnoteより。

こちらが、2月度位1位の「ねぎおさん」氏のプロフィールです。

16ptは単独1位。堂々の2月度チャンピオンです。



1.買い方

・異端の3連単2,3着固定10点流し

この上位者分析、これで都合5人目となりますが、最も「くせツヨ」な方が現れました。

 3連単 2,3着固定流し
   1着付け 3~最低人気までの間から10頭選択
   2着付け 2番人気
   3着付け 1番人気
   計10点×500円 =5000円

基本的に、全レースこれです。なんという大胆な・・・。

高配当を狙って、アタマを人気薄流しにした3連単というのは、わからないではないです。この方が異端なのは2・3着を「2→1番人気」という順でこの2頭に固定しているところです。

「1→2番人気」にはしない。「2→3番人気」にもしない。
「1⇔2番人気にして20点買い」にもしない。
(ときどき1→2番人気や3→1番人気になっているケースもみかけますが、
 おそらく購入時点では2→1番人気だったんだと思います)
ドカンと大穴狙ってるからこそ、これで2,3着逆で外したときとか、どんな顔してるんだろう・・・。
この割り切り方は、薄ら寒さすら覚えるいさぎの良さです。

・どこに楽しみを見出すのか!?

そしてある意味「競馬を予想する」という楽しみをかなり放棄している(ように見える)という意味においても、異端です。
2,3着付けは機械的にオッズを見て自動固定。
1着付けは、16頭立てなら3~16番人気の14頭から10頭を選ぶ「作業」。
果たしてこれを「競馬の予想」と言うかどうか・・・。

もちろん、人気のない順に4頭を切ってその馬に勝たれたら超高配当を逃した悔しさに悶絶するでしょうし、かといって下位人気4頭から何頭かを拾うために中位人気くらいの魅力ある穴馬を切る決断も断腸の思いでしょう。
なのでアタマの10頭を選ぶのもそうそう簡単ではないのはわかります。
(実際、WIN5で10頭以上選びたくなるレースというのもままありますし)
ただそれでも・・・。

まあ、私がこんな場末のnoteでどうつぶやいたところで、ご本人は現にこの買い方で大勝しているわけで、「勝つことが何より楽しい」と言われてしまえばぐうの音も出ませんが。

とにかく、かなりの異端だと思います。
いったいどういう試行錯誤や信念を経てかくあいなったのか・・・。


・3場1Rからすべて買う

これまた清々しいのは、上述した買い方で土日の全レースについて買い目を登録してあるということです。
確かに「この買い方が嵌るかどうか」だけと言えばだけなので、レースを選ぶことに意味はありません。機械的に全レースをこの形で買うのが、このスタイルにおける正解でしょう。
また、
1Rの投資を5000円にしているのは、
 ・この買い方なら1点500円でも一撃必殺の払戻を受ける破壊力があるから
 ・確率の薄い作戦である以上、多くのレースに網を張る必要があるから
という2つの意味があるのでしょう。

この買い方×このレース数なら、最強位獲得の前に「払戻金1位」や「払戻金7位」の称号を得ているのも頷けます。

光る「最強位」の称号。
そして払戻の絶対額でも上位ランカー。


2.勝ち方

・当たるまで買う

たとえば2/18(土)は阪神10Rで20万馬券(×500円=100万円超えの払戻)を的中させていますが、それはこの日の29戦目(145,000円目の投資)でした。そこまでの28戦はボウズ。
ランキング参加のための最低投資である10万円(=20戦目=3場のうち2場目の7R)まで全敗だったとしても、諦めず買い続ける。
当たるまで攻め続けるという精神が伺えます。この強い意志で、的中という運命を引き込んでいるとも言えるかもしれません。
ジョジョの世界にいたら、強いスタンドが発現しそうです。

・当たったら買い目を切り替える

これは1月度4位のオカダイ氏もそうでしたが、購入額が10万円に達する前に高配当が的中したら、以降のレースはスタイルを崩して「1.0~1.2倍の堅い複勝に1万円」という作戦に切り替え、10%ずつ回収率を上げていくようにしています。そして残りのレースは「ランキング対象外」にします。

ねぎおさん氏の買い方なら1発当たれば5pt確定くらいの爆発力があるわけで、それなのに1発で満足せず残りは手堅く10%ずつ積み上げる、そういうところは「(最強位バトルに)勝つ」ことへ拘っているなと感じます。

・「最強位」への執念

さらにいえば2月最終週は、いちおう自分のいつものスタイルで3連単全レース買い目を登録しながらも、基本的にはすべて「ランキング対象外」とし、「複勝に自信があるレース」だけを2日あわせて計10鞍選び、1.0~1.2倍の複勝を10戦10勝で的中(1.0倍×勝負2倍も含む)させ、回収率115%。2ptを加算し、前週のトップを守り切って最強位の座に着きました。これは明らかに最強位の座を射止めるための作戦です。
しかも土曜は2鞍しかそれをやらず日曜に8鞍実施している。
これは推測ですが、先週までの総合2位以下、上位陣の土曜の購入/的中状況を見て、「攻め続けて4-5ptを狙うより、守りの買い目で2ptを確実に取りに行ったほうが優勝に近づく」と判断して、日曜に全力でそのアクセルを踏みに行った。ということではないでしょうか。

異端の2,3着固定流しで大穴ホームランを狙う頑固一徹の一面と、
いざ勝利を確定させるためなら全く真逆の戦い方もできる柔軟さが同居。
これは相当強いプレイヤーです。


・案外コンスタントに当てている

こんな買い方(失礼)で、さぞかし浮き沈みが激しかろうと思いきや、
ちゃんと「3か月収支」もプラス。
そして段位も「馬王」。
最強位の一番下が馬士ですから、そこから3つも段位を上げていることになります。「俺プロ」の段位は「-2pt(=週間順位で下位40%)」をくらうとかなり取り返すのに時間を要しますから、こんな買い方(失礼)の割に、安定して当て続けているということになります。いやはや本当に、恐れ入谷の鬼子母神。

私はまだ「最強位」の中ではぺーぺーの「馬士」。
「馬王」は仰げば尊しの世界。



3.最大ヒット

氏にとって2月度の最高払戻は、コチラのレースです。

さきほど触れたレースです。
1着が3,4,5,6,8,9,10,11,12,16番人気の10頭。
2着が2番人気。
3着が1番人気。
得意の3連単2,3着固定流し500円×10点、それで10→2→1番人気と入って、
3連単214,550円×5=100万円オーバーの払戻。
まさにこういうヒットを飛ばすための買い方。会心の的中でしょう。


以上です。

1月度の上位者だけでなく2月度1位の方も分析してみてよかったです。
1月度の方々も十分個性的でしたが、まさか更にこんな方がいたとは。
そして勝っているとは。
世の中本当に、上には上がいると思い知らされます。

いっぽうで、「1点買い」の方々に比べると、「マネしやすそう」ということは感じました。
3月は1カ月かけて「上位者の戦い方を踏まえて、私はどう戦うか」を決め、
それを4月から実行することになっていますから、
その際には案外、最も異端な「ねぎおさん」氏のやりかたをマネしているかもしれません。

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