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馬券でサラリーマンの年収を超える【3/13日曜】(転がし1回目)

昨日の的中金額をそのまま転がす1回転目。
◎は、3/13(日)阪神11レース 2番ナムラクレアに進呈する。

【予想印】
◎ 02ナムラクレア

【買い目】
複勝02         90,000円

【目 標】1.3倍 (購入時点オッズ1.2~1.3倍)
昨晩~今朝にかけて、馬連総流しの合成オッズは1.35前後で安定。
複勝は今朝まで1.3~1.5倍を保っていたのだが、11時を過ぎて大量投票が相次ぎ、記事を投稿する13時手前の時点で1.2~1.3まで下がってしまった。

とはいえ連対と複勝圏内では確率が1.5倍違うことを思えば、複勝1.2~1.3倍のほうが妙味が大きいと言えるだろう。

安めの1.2倍だったとしても、払戻は108,000円。これを利益目標24万円(=払戻34万円)に届かせるには来週・再来週の土日4日間で1.34倍ずつ転がせば間に合う。
ならばここは無理せず複勝だ。


【根 拠】
◎02 ナムラクレア
<プラス材料>
・この馬に取っては、ここが桜花賞。
・実績上位は言うまでもない。このコースでも既に重賞連対がある。
・追切では折合や反応、集中力に難を感じさせる馬が多い中、別格の動き。
・ミッキーアイル産駒は牝限のOP、G3、G2で大活躍。

<マイナス材料>
・昨日の阪神芝は内から3-4頭開けたあたり~馬場の真ん中にかけてが
 良く伸びており、もし2枠2番から内に閉じ込められると苦しい。


以下詳細。

●この馬に取っては、ここが桜花賞。

本馬はこれまで1200mで2勝。1400mで2着。1600mで3,5着。
ウォーターナビレラには1400mと1600mで連敗。
そのウォーターナビレラでさえ、桜花賞では最有力というわけではない。
となれば本馬が桜花賞では用が無いことは誰もがわかる。

桜花賞は、2着4,200万円、3着2,600万円、4着1,600万円。
それよりフィリーズレビューの1着5,200万円、2着2,100万円、3着1,300万円のほうがこの馬にとっては現実味のある賞金だ。
ここは賞金持ちが本番前の一叩きで使ってきたレースではなく、
強い馬がG2高額賞金を本気で狙ってきたレースと考えるべき。


●実績上位は言うまでもない。このコースでも既に重賞連対がある。

今回の15頭のうち、阪神JFに出走した馬は3頭しかおらず、中でも5着の本馬は最先着。
1992年までの30年を振り返っても、フィリーズレビュー(旧4歳牝特含む)において阪神JF組は強い。

阪神JF 2~5着馬 (6,7,3,13)
勝率20.7%、連対率44.8%、複勝率55.2%、単回値53、複回値101

阪神JF 6~18着馬(3,3,9,76)
勝率3.3%、連対率6.6%、複勝率16.5%、単回値40、複回値135

1992~2021までのフィリーズレビュー/4歳牝特 での成績(Targetで集計)

更に絞れば、こういうことも言える。

阪神JF 2~5着馬 (6,7,3,13)
うち、
●阪神JFより前に2歳重賞勝ちのあった馬
(3,2,1,0)
勝率50.0%、連対率83.3%、複勝率100%、単回値106、複回値146
  17年 レーヌミノル    2着
  12年 アイムユアーズ   1着
  07年 アストンマーチャン 1着
  05年 ラインクラフト   1着
  02年 キタサンヒボタン  3着
  97年 シーズプリンセス  2着

●まだなかった馬
(3,5,2,13)
勝率13.0%、連対率34.8%、複勝率43.5%、単回値39、複回値89

1992~2021までのフィリーズレビュー/4歳牝特 での成績(Targetで集計)

こう見ると◎02ナムラクレアの「小倉2歳S勝ちがあり、阪神JF5着」という戦績がいかにフィリーズレビューにおいて有利かがわかる。

さらに、今回と同じ「芝1400m」で連対経験を持っている馬も、
15頭のうち、本馬も含めて5頭しかいない。
まして同じ阪神1400mのファンタジーSで2着なのだから、あらゆる面から実績に隙が無い。


逆に、2-3番人気のマイシンフォニー、サブライムアンセムには以下の数字が足枷となる。

前走デビュー勝ちからの参戦
(0,0,1,27)
  95年 タニノルション   ※ウオッカの母(豆知識)
前走未勝利勝ちからの参戦
(1,0,0,27)
  19年 ノーワン 

1992~2021までのフィリーズレビュー/4歳牝特 での成績(Targetで集計)



●追切では折合や反応、集中力に難を感じさせる馬が多い中、別格の動き。

追切映像を見ると、混雑している時間帯の栗東坂路で、よそ見するでもなくヨレるわけでもなく、まっすぐ前を見て首をリズミカルに使いながら、軽やかに弾むような走りで駆け上がってくる姿確認できる。

数字的にも14.0→13.6→12.1→11.6(計51.3)の加速ラップ。
この馬自身の自己ベストは51.1(一杯)だがこの中間は、帰厩して5本目の2/23の時点で既に51.2を馬なりでたたき出し、そして今回の51.3も馬なり。
これはどう見ても出来が良い。

対してライバル馬は、(あくまでグリーンチャンネルの「今日の追切」を見た私の感想に過ぎないが・・・)

・03マイシンフォニー(2番人気)
  CW単走。走りのリズムが一定でない感じで、不自然なタイミングで
  馬が加速したり止めたりという感じのぎこちなさがある。

・04サブライムアンセム(3番人気)
  CW単走。なかなか手前が変わらないし、
  首も高くて体が不規則にがくがくする不器用そうな走り。

と、人気の面で当面のライバルとなる2頭が今一つに見える。

他の伏兵陣の中にも、折合いに難を感じさせる馬が何頭かおり、出来の面でも◎02ナムラクレアは抜けていると感じた。


●ミッキーアイル産駒は牝限のOP、G3、G2で大活躍。

代表産駒のメイケイエールは言わずもがな、
他にも、
去年のフィリーズレビューで11人気・ミニーアイルが3着。
先週のチューリップ賞で13人気・ピンハイが2着。
昨秋の紫苑Sで16人気・シャーレイポピーが4着。
など、人気の有無にかかわらず、
「出れば必ず激走する」のが、牝限のミッキーアイル。

ミッキーアイル産駒の、牝馬限定OP~G2戦績

面白いのは、まだ2世代しか走っていないのに、
ファンタジーS、チューリップ賞で2年連続連対を果たすなど、
得意条件では確実にリピートしてくるところ。
となれば、
昨年ミニーアイルが3着激走したフィリーズレビューも今年は期待大。
02ナムラクレア、12スリーパーダはどちらも要注意だろう。


最後に、マイナス材料にも触れておく。

・昨日の阪神芝は内から3-4頭開けたあたり~馬場の真ん中にかけてが
 良く伸びており、もし2枠2番から内に閉じ込められると苦しい。

こればかりは、「やってみないとわからない」としか言いようがないが・・・。

頭数が違うとはいえ同じ阪神1400mで、同じ2番枠を引いたファンタジーSでは、当時も内目が荒れていたということもあり、下記画像の通りゲートを出て敢えてまっすぐ走らせ、内に入れないようにしていた。
今回、自分のすぐ外にいる03マイシンフォニー、04サブライムアンセムあたりよりも02ナムラクレアのほうがテンのダッシュはあるほうだし、外から被されることなく同じように馬場のいいところを走り出せるのではないか。

昨秋のファンタジーS スタート直後

そもそもまさに画像をみればわかるように、競馬場のゲートというのは、
1番枠が内ラチピッタリを走るようにできているわけではない。内側に余裕がある。これは阪神でなくてもどこも同じ。
そのぶんも含め、おそらく大丈夫だろう。

まして今年は、2015年から7年続いていた「18頭立て」が崩れ、久々にフルゲート割れの「15頭立て」。
16頭立てで行われた2012~2014年は馬単が4→5、4→1、1→12だった。
18頭立ての7年間では馬番1-4の連対は2回しかないことを思うと、
頭数が少なくなると外からのプレッシャーが緩くなる分、内枠の馬が捌きやすくなり、画像のようにぽっかり空いた内側を使う/使わないの自由も生まれて乗りやすくなるのかもしれない。
その点も今回は、好材料。

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