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馬券でサラリーマンの年収を超える【2/12土曜】(転がし2回目)

先週の的中金額をそのまま転がす2回転目。
◎は、2/12(土)小倉3レース 8番テンクウフラワーに進呈する。

【予想印】
◎ 08テンクウフラワー
○ 07ロサロッサーナ
▲ 03タマモベローナ
△ 05コウユーママニニテ
△ 01メイショウコドマリ
△ 10アドレマピュス
△ 12フタミジョウワ
△ 14グレンステラ
消 09マーブルケイケー

【買い目】
馬連 07-08      43,000円
   03-08   26,000円
   05-08   19,000円
   01-08   27,000円
   08-10     8,000円
   08-12     7,000円
   08-14     2,000円
   
3複 08→印各馬 2,500円×21
計         184,500円

【目 標】1.3倍 (購入時点合成オッズ1.21倍)
馬連が当たれば25~27万円になり、元本5万円を引けば利益目標の24万円まであと一息。3連複で高めが入れば一気に目標達成し、1月の失敗分まで少し取り返せる算段。

【根 拠】
◎08テンクウフラワー
<プラス材料>
前走の走破時計59.7は破格。同週及び翌週の1勝クラスが59.6~7で決着しており、上のクラスでも通用するタイム。

レースぶりも、勝った馬と2頭で後ろを引き離して先行し、結局3着を0.9秒も離すマッチレースの形でゴール。先行力がある=戦績の再現度が高いと見て軸の信頼を置きやすい。

ちなみに夏より少し時計のかかる冬の小倉・ダ良1000mで、未勝利馬が1分を切ってくるのはめったにないこと。
まして、その時計で走っても勝てないケースとなると更にレア。余程相手が悪かったということになる。

ではそんな馬がもう一度、同じ舞台の未勝利に出て来たらどうなるか?

2008~2022の15年間で、冬の小倉・ダ良1000mで、今回のテンクウフラワーと同じように「敗れたとはいえ1分を切っていた馬」は、全部で27頭。
そのうち、次走も小倉ダ1000mに出てきた場合は(7,4,1,2)で
勝率50%、連対率78.6%という、とんでもない高打率。
中でも同じ騎手で出てきた場合は(6,2,1,0)とさらに打率が上がる。

冬場の小倉ダ良1000m未勝利で1分を切り、次走で再び小倉ダ1000m未勝利に出走してきた馬
上記データを、乗り替わり有無で比較したもの

これは自信をもって◎に推せる数字。

鞍上の菱田も心強い。この冬の小倉は今のところ開催8日のうち6日間と積極的に参戦していて、特に先週は、

・土曜芝1800mの玄海特別
 不器用な追い込み馬と思われていたシティレインボーを先行させて、
 大逃げ馬をただ一頭追いかけ、追い詰める2着。

・日曜芝1200mの最終レース
 着外続きで完全に終わったと思われていた6歳馬のオメガハートクィンで
 ただ一頭、敢えて荒れた最内を突いて距離得するワザアリ騎乗で2着。

と、
今回とは条件が違うものの、好騎乗を見せている。今の彼なら、変な騎乗はしないだろう。

ここはあらゆる観点から、順当勝ちを期待。

<不安材料>
小柄な馬なので、中2週でもういちど栗東との間を往復する輸送が心配。

それでも、CW・坂路で1本ずつちゃんとした時計を出しており、出来の面や馬体キープの面は心配ないと見る。この馬の半兄、半姉も休み明け1-2戦目のフレッシュなうちは戦績が崩れないタイプだったし、2-5着に善戦した次走は更に上昇するタイプだった。なので大丈夫と判断したい。


○ 07ロサロッサーナ
前走は小倉ダ良1000mで1.00.2。首差2着。◎さえいなければ、もういちど同じ時計で走ったら確勝の時計。しかもテン2Fの23.1は◎の23.2を上回るものであり、且つ枠も◎より1つ内。4走前にB着してから先行力は安定しており、ここは再びハナを奪っての粘りこみがあり得る。

小倉滞在ももう3戦目となり、最終追切は初戦が未勝利馬に先行同入、2戦目が古馬2勝クラスを0.2追走同入。そして今回は古馬1勝クラスを0.6追走同入。少しずつ内容も良化している。
鞍上の小林凌は新人の時に年末までなかなか勝てなかった地味な騎手だが、昨年は函館で勝率13.3%と局所的なブレイクを果たし、今年は今のところ小倉で勝率9.4%と大健闘。3勝は◎菱田と同数だ。
そしてなんと、驚愕の数字。

2019-22年 小林凌騎手×伊藤圭三厩舎

この厩舎との相性がこんな高打率だとは、調べてみるまで知らなかった。
本馬の小倉での稽古にもずっと騎乗しており、ここは鞍上からすれば前々走の汚名返上に燃えているだろうし、調教師も、前走2着好走の角田を降ろして敢えて小林凌に戻すのは、「今度こそ勝ってみろ」の意味かもしれない。

▲ 03タマモベローナ
前走は○と同じレースに出て、0.7秒離されての4着。テンも上りも○に完敗だった。
ただ当時は半年ぶりの休み明けで、その割に調教もビシビシやっていなかった。キャリアも○より2戦少ない。と考えると今回は叩いた上積みで一気に差を詰めてくる、またはひょっとすると逆転まであってもおかしくない。そのあたりの底力は、関東馬の○より上とも考えられる。
とはいえ、
今回も稽古は極々軽いものであり、中1週でも滞在ではなく再度の輸送なので、「レースを使ったことによる上積み」がどこまであるかは半信半疑でもある。そこが○に比べてアピールの弱いところ。

△ 05コウユーママニニテ
前走は、先行して崩れた○を差しての5着。ゲートが悪くて初戦とは全く違う形のレースになったが、対応して上り最速をマーク。オッと思わせた。
小倉滞在2戦目でゲートが改善されるようなら、斤量もさらに1キロ減となるのも生かして、◎や○の機先を制する先行策からアッと言わせる場面もあるかもしれない。
とはいえ厩舎や騎手の信頼度を考えるとこれ以上重い扱いまでは難しい。

△ 01メイショウコドマリ
デビュー戦2着というのはここに入るとかなりのエリートになるし、母をはじめ母系の一族にはダ短距離の活躍馬が多い。先行力も見せておりこの舞台に適応する可能性を感じる。
松永昌厩舎じたいも、休み明けよりは叩いてよくなる厩舎なので、デビュー戦でいきなり2着というのは、次走での勝ち負けが約束されていると言ってもいい(下表参照)。少頭数だし、時計も遅いし、勝ち馬にはぶっちぎられてしまっているが、気にする必要はないと下記データは言ってくれている。

不安材料はズバリ西谷凛。日ごろ弱い馬=前に行くスピードのない馬ばかりに乗せられているので、短距離の1枠でガンガン出していく競馬は不慣れ。
ただここは恐らく同期の小沢大仁が騎乗停止になったことで回ってきた鞍。「小沢なら勝っていた」と言わせないために、いつになくガンガン先行して「俺だってこんな騎乗ができるんだ」を見せてくれるかもしれない。その点に期待して馬券に組み込む。

2019-22 松永昌博厩舎 デビュー戦2~5着馬の次走成績(前走着順別)
2019-22 松永昌博厩舎 デビュー戦2~5着馬の次走成績(前走着差別)

△ 10アドレマピュス
前走は○▲と同じレースに出て、▲と同タイムの5着。小倉滞在3戦目で、前走よりも調教時計は良化。
ただ、先週の土曜の予想の際にも触れたが、吉田隼人は小倉の短距離の成績がそれほど良くない。それに近2走でこれまでに紹介した08,07,03,05にことごとく先着を許しており、逆転のイメージが湧きにくい。
いつも4-6着に来るタイプなので、◎が強すぎてぶっちぎってしまった時に、本来の2-3着候補が苦しくなってしまう展開があれば、2着に突っ込む可能性ありという意味での押さえ。

△ 12フタミジョウワ
ここはもう単純に前走の「テン3F33.8」に着目して買ってみる。小倉ダ1000mは、スタート決めて先行した者のアドバンテージがかなり大きいので、その意味でアッと言わせるかもしれない。しかも前走時の中山ダートは前日が稍重で終わり、その翌日の1レース。「内側から乾いていき、結果、外側のほうが馬場が軽い外差し馬場になる」という、雨上がりの中山にあるあるな馬場状態だっただけに、ハイペースで逃げて8着は悪くない内容。
不安材料はもちろん、鞍上の的場勇人。2019年が年間2勝、2020年が年間1勝と来て、ついに昨年の成績は(0,0,1,63)。いくら馬が良くても鞍上がこれでは・・・。と思いつつ、上述したセールスポイントが捨てがたく、いちおう買っておく。

△ 14グレンステラ
ダートは1回だけ走って、8.0秒差の16着。ただ、芝の短距離で2度ハナを切っており、潜在的にはスピードがないわけではない。△12同様、もしうまいこと外目から先行出来ちゃったときの穴として押さえておく。

消 09マーブルケケー
さあ、今日の馬券の味噌は、実はここ。
数字の裏付けもあって人気になっている◎から買うにあたり、今日もコロガシ成功のために7点も流している。その中で2番人気のこの馬だけは、敢えて切っている。それによって、1番人気からの多点流しでも妙味を追うことができるというわけ。
消しの最大の理由は、茶木太樹厩舎が、叩き良化型厩舎であること。
今回のマーブルケイケーは約3か月の休み明け。消し時なのだ。

開業から先週までの、茶木太樹厩舎の平地競争出走時の、ローテーション別成績

あからさまに休み明けの成績が悪く、叩けば叩くほど成績が上昇していることがわかる。
しかも休み明けで好走した3例は、
・デビュー勝ちしたほどの素質馬ショウナンマッハが、オープンで3戦して
 通用しなかったあと、1勝クラスに降りてきた初戦を休み明けで快勝
・シルクレーシング、社台オーナーズ所有の、ノーザンファーム生産馬で、
 おそらくNFしがらきで仕上げてからの入厩だった馬が各1頭(3着)
である。
今回のマーブルケイケーはそういう馬たちではない。

馬主さんの側面から見ても(下表参照)、一球入魂で走っては休みの繰り返し、というよりは、一度厩舎に入れたら何度も走らせて、使いつつ少しずつ良くなっていく走りを見ていたいというタイプの馬主さんなのではないかと思える。

「マーブル」下村直さんの所有馬 28頭ぶんのローテーション別成績

それでも今回、坂路で52秒台、50秒台といった時計が出ているのを見ると心揺さぶられるが、いっぽうで休養前は最終追い切りを併せ馬で行って結構派手に先着していたことを思うと、今回はそもそも14-14程度の併せ馬を先週1本やっただけだから地味である。もしかして、ちょっと短めの1000mのレースを併せ馬代わりに使って、ここで気合を乗せて次走以降に勝負なんじゃないの・・・と思ってみたりもして。


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