見出し画像

馬券でサラリーマンの年収を超える【3/6日曜】(転がし1回目)

昨日の的中金額をそのまま転がす1回転目。
◎は、3/6(日)中山6レース 8番ダイバリオンに進呈する。

【予想印】
◎ 08ダイバリオン
○ 10アバンチュリエ
▲ 04イエヴァンポルッカ
△ 06テラフォーミング
△ 01セプテンベル
△ 03トーセンサンダー
△ 02コウキ
△ 05ソウテン
△ 07ドラゴンゴクウ
△ 09アラクレ

【買い目】
馬連  08-10      29,000円
    04-08      10,000円
    05-08      21,000円
    07-08     1,700円
    08-09     1,600円
ワイド 06-08      19,000円
    01-08     4,200円
    03-08      15,000円
    02-08      11,000円
3単  10→04→08  2,500円
    04→10→08  1,500円
計           116,500円

【目 標】1.3倍 (購入時点合成オッズ1.27倍)

先週や昨日の中山芝を見ていると、外からの差しが結構決まっている。
先行勢の手薄なここも基本は差し競馬と見て、◎から同脚質のライバル10、04への馬連が本線。
ただ、中山マイルの少頭数で人気どころが揃って差し脚質ということを考えると、前残りの穴を警戒する必要もあり、そのパターンはワイドでケア。
紐抜けを許さないように、◎以外の9頭に、馬連・ワイドどちらかで必ず流しているという買い方。
さらに、「差し同士で決まったが◎が3着だった」というときにも的中を拾えるよう、○▲→○▲→◎の3連単も押さえている。

【根 拠】
◎08 ダイバリオン
<プラス材料>
一戦ごとに上昇中。数字の上では人気馬に引けをとらない。血統的背景。

<マイナス材料>
左回りの大箱しか経験していない。展開に左右される脚質。


まずこのレースを語るときに押さえておかねばならないポイントは、
1.低レベルな一戦 (この条件で通用めどの立った馬が少ない)
2.アバンチュリエの取り扱い

だと思う。

1.低レベルな一戦 (この条件で通用めどの立った馬が少ない)

今回に類似した条件となる「1勝以上クラスの芝1400~1800(今回±1F)での、連対経験馬が不在。
掲示板に来た経験まで広げても、○10アバンチュリエしかいない。
あとの9頭は、昇級初戦が3頭、前走1勝クラス~OPで6着以下が6頭(うち4頭は前々走も6着以下)とという組み合わせ。

「中山芝1600m」という舞台そのものについても同様だ。
連対経験馬は不在で、掲示板まで来たことがある馬も○10アバンチュリエだけ。
「中山競馬場」まで範囲を広げても、1200mで5着のある△07ドラゴンゴクウがいるだけで、あとは「6~15着なら経験あります」が、4頭。

つまり「似た条件で好走している馬を狙う」というオーソドックスな作戦が通用しにくいレースなのだ。


2.アバンチュリエの取り扱い

ならば素直に10アバンチュリエを狙えばいいという考えもある。
ただこの馬、とにかく折合いが難しい。
同じ中山マイルで走った前々走ジュニアカップ4着時は、出遅れて馬群から離された後方。その位置でも騎手がジェットスキー状態でなんとか行きたがるのを押さえている状態。そして勝負所から一気に脚を使って進出し、使い切って届かない、というだいぶ大味な競馬。あれでは格下相手でも勝ち切れるとは言い切れない。
また、それならと距離を延ばして先行した前走も、折り合いはつかず。
着順自体は相手が強かったから仕方ないにしても、「あのレースぶりならここは」と言えるようなめどは立たなかった。
初戦でソリタリオ(のちにシンザン記念2着)を相手に楽勝しているくらいだから能力全開ならここではぶっちぎってもおかしくないのだが、
少頭数とはいえ中山マイルの大外を引いた今回、折合いを気にして後方に下げての競馬となれば、ロスも大きくなる。いまひとつ◎まで推しきれない。


●ダイバリオンの1戦ごとの良化に注目

アバンチュリエが◎に推せないならば、現級大敗馬よりは昇級初戦の馬からねらってみたい。
候補は3頭いるが、中でも狙ってみたいのは◎ダイバリオン。

3回続けてマイル戦を使われ、
1戦目  テン3F 38.4 ー 上り3F 34.2 走破時計1.35.7
2戦目  テン3F 37.7 ー 上り3F 33.7 走破時計1.36.5
3戦目  テン3F 35.8 ー 上り3F 34.4 走破時計1.34.2

特筆したいのはテンの3Fがぐいぐい詰まってきていること。
後方から行く馬なので前のペースに左右される数字ではあるのだが、VTRで順番に3戦見比べてもらうとよくわかるように、明らかにこの馬自身の行きっぷりが変わってきている。
いかにも「そろりそろりと最後方から行って、直線追ってみた」だけの初戦。
「お、走るぞ」とわかったので少し色気を持って臨んだが、怖くて直線一気の作戦は崩せなかった2戦目。
そこからガラリ一変して、「意志をもって中団の位置を取りに行き、直線は外から楽な手ごたえで馬群を一飲み」だった3戦目。
走るごとに成長が見られるのがここまでの3戦だった。

●数字も優秀

マークしてきた数字じたいも優秀で、馬場もペースも全く違うから比較しても意味ないと思いつつ、東京マイルで2度走ってマークした走破時計1.36.5→1.34.3や、上り時計33.7→34.4は人気の10アバンチュリエと比較してもそん色ない。
あちらが走るごとに気難しさを増しているのに対してこちらは走るごとに走りが良化しているとなれば、今回、負かしてもおかしくないのではないか。

●血統背景
母系には第一回NHKマイルカップGIを勝ったタイキフォーチュンや、高松宮杯を勝って息長く活躍して先日引退したセイウンコウセイがいる良血。

そして直接の兄・姉を見ていくと、
これまで芝で勝ち上がった馬が3頭もおり、以下のような成績。

2012年産 ストレンジクォーク(父メイショウサムソン)
 初勝利 2014.12.28 中山芝2000 未勝利     1着
 次走  2015.03.14 中山芝2000 1勝クラス  1着

2013年産 アップクォーク (父ベーカバド)
 初勝利 2016.02.20 東京芝1800 未勝利     1着 
 次走  2016.05.21 新潟芝1800 1勝クラス  1着

2017年産 フェルミスフィア (父エピファネイア) 
 初勝利 2019.10.14 東京芝1600 新馬      1着  
 次走  2020.01.18 中山芝1600 1勝クラス  2着

(Targetしらべ)

「初勝利の次走で、同じ距離の昇級戦に使い、いきなり通用」
というのが共通点。
そして今回のダイバリオンもまったく同じシチュエーション。

違いがあるとしたら、上述した3頭が初勝利の後3か月くらい間を開けて使われているのに対して、ダイバリオンは中4週での参戦であるということ。
3頭と同じ「キャロットファームの所有する関東馬」であり、兄姉のことをよく知っている牧場・オーナーサイドがこういう判断をしてきたということは、かなりデキが良いと考えられる。
実際、クラブの会員サイトにおいても、(それほどトーンの高いコメントはないものの)前走後に案外疲れがなく、心配がないから使ってみるというコメントであり、上に比べて体質が強い馬なのかもしれない。


●他馬について一言ずつ

△03 トーセンサンダー
3戦続けて1200mを使われているので陣営がマイル向きと見てこなかったことが気になる。ただそのぶんテンのスピード上位は明らかでもあり、初戦レコード勝ちのスピードが、「中山マイルの内枠で、他が行かないから行ってみました」みたいな展開になった時に、さく裂する恐れはある。

△05 ソウテン
昇級初戦馬を狙うにあたり、こちらを◎という選択肢も途中まであった。
ただ、「1-2月の東京で勝って、3-4月の中山マイル」というローテーションの馬を調べると、以下の通り、1400mからの転戦組は大不振。
よって押さえまでの扱いとした。

2011年01月~先週までの、
「前走1-2月の東京で勝ち、3-4月の中山芝マイルに使ってきた馬の前走別成績」


△04イエヴァンポルッカ
この馬も昇級初戦で底を見せていないことから◎候補として考えたこともある。札幌芝1500mは中山芝1600mと似たコース形態であり、好走馬が連動しやすいというのもある。
最終的に紐までの扱いとしたのは、最終追いで坂路50.8-37.6-25.7-13.5と終い失速ラップを踏んでしまったこと。休み明けでこの感じだと、勝ちに行くというよりはまず慎重に後方で溜めてみて・・・という、嵌り待ちの乗り方しか期待できないと考え、軸には取らなかった。


△06テラフォーミング
中山マイルで狙ってみたいような根拠は具体的に見えないが、格上挑戦の重賞で2回先行してきたスピードや、「今回の距離より長い距離での勝利経験」というのは、この時期の世代限定1勝クラスではしばしば穴を開ける要素になり得るだけに、念のための警戒。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?