部活の話

先日、ふと思い立って中高時代に所属していた部活の名前で検索をかけたら当部活を『TOKIO部』と呼んでいる方がいた。言い得て妙だなと思う。
いいじゃないか、TOKIO部。なんだかとってもキャッチーだし、これなら万年の問題である部員不足も解消できるのではと思う。

我が青春の全てを捧げた部活の正式名称は環境問題研究部という。
なんかお固い組織のようであるがその実、母校で最もクレイジーな集団であったと自負している(「イカれているんじゃないイカしているんだ」というのは大好きな漫画のセリフ)

私の中高の思い出の九割くらいは部活で占められている。ちなみに活動は毎週金曜日。週一の活動である。週一の活動が思い出の九割を占めているのである。この時点でどうかと思うが、事実なんだから仕方ない

「部活は何部でしたか?」
というよくある問いに
環境問題研究部です」
と答えると、ほぼ100%「それ、何をするんですか?」と言う類の質問を返される。こんなにわかりやすい名前なのに。
なので私は毎回こう答える。
環境問題研究するです」
それでもやっぱり「え、だから何をするんですか!?」と聞かれる。
だから環境問題研究するんだってば。

というのはあまりにも押し問答なので真面目に答えると、自然環境に直に触れることによって環境問題と真剣に向き合う部活動だ。
なんだかこうして言うととっても真面目なことをしているように思えるが前述の通り、私が所属していた頃、当部活は母校で最もクレイジーな集団であったことを忘れてはならない。

ひとつの代表的な活動として駅前のラーメン屋さんでお腹を満たしたあと、コンビニでいろいろ買い込み、比較的近場で自然の多い都市公園へ赴いて、徹夜でムササビを観察するというものがある。遅い時間に食べるラーメンが美味しかったのをよく覚えている
シートを敷き、集団で寝そべり、ただムササビが飛ぶのをじっと待つ。なかなかシュールな光景であろうと今となっては思う。
だが残念なことに、ちょっと前に後輩に確認したところ、最近は行っていない活動だそうだ。何か問題でも起こしたのだろうか、我々側が
ちなみにムササビは飛ぶ直前に鳴くので、私にはムササビの鳴き声がわかるという人生において未だ役に立った経験が一度もない特技がある(高校を卒業してからだいたい160ヶ月くらいなので衰えていそうでもあるが確認のしようもないので現状はできることにしている)

本日、カレーを食べながら部活の話をしたので、ちょっとnoteに書いてみた。

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