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3回目のリリースとスプリットとLiveと4回目の録音

3回目のリリースとスプリット


来月3/25(土)に高円寺都営アパート4号棟っていう通称TKA4でmoguroとのリリースライブがある。

3回目のリリースなんだけど、やっぱり良いも悪いも試しにやってみないと分からない事が沢山あった。想像で終わるのと実際にやってみるのはやっぱり大きく違うな。

思いのほか売れた1枚目に、なかなか売れない2枚目、内容で前進してはいるんだけど発信の仕方など前回と変わらないなよなと思ったり。
でも2回のライブしかしていないバンドの割には売れている気もしてる。ありがたい。ありがとうございます。

流通に乗せないとレコード屋は扱い辛いと言われ、知らない事を知ったり。いや知らなすぎただけだな。確かにそうだよなって。まずは売れる物じゃないとせっかくかけたレビューやら値付けの労力が無駄になる。
そういう当たり前な事かもしれないんだけど自分でトライアンドエラーを繰り返して、製作してリリースには色々新しいアイデアを追加してまた次に繋げてその過程を楽しみたい。
そして少しずつ拡げて転がしていきたい。

次の3枚目はmogro(静岡三島)とのスプリットで人と連絡を常にとりながらやるのは大変ではありつつ、一緒にやるバンドの音源を聴くのは感動がある。次こうしたい、ああしたいがまた出来てそれも刺激になっていい。

mogroはFurther Platonicの芹澤さんが率いるバンドだ。
https://note.com/b_m_records/n/n017a043911aa

齋藤くんのバンドaoniがこのレーベルでそれ経由で興味持ってくれて販売もしてくれてる。
その繋がりもあってライブで呼びたいって話をしてせっかくならリリースも合わせてどうですか?っていう話でまとまった。


splitは近しいジャンルでやるのが定石かもしれないんだけど、個人的に今は音楽に向かう姿勢が近くないと一緒にやってもしょうがないかなと思ってる。年を重ねると色々な事があって新しい事や作品をだしたりする事をしなくなって、同じ輪の中でループする事が多くなる。いつも決まった似たような仲の良い面子のライブに、ライブハウスで組まれてなんとなくタダ受け身で出演するライブ、数年間空くリリース。誰も悪くないし、本当にそれは仕方ないと思う。皆色々あるし、別に活動の仕方は人それぞれで楽しくやるのも当然。
俺もビトル君も常に結構ギリギリでせめぎ合ってると思う。
でもその中でも、年を重ねても少しでも前進したい、少しでも拡がりたいって思ってるし、自分とどこか近い人と思う人とスプリットはやりたい。

だから、なかなか金にならないレーベル業や仲間のバンドを今でも拡げようとして、静岡で四苦八苦して活動してる芹澤さんのmogroとやりたいと思い誘った。
姿勢だけじゃなくて御殿場の野外で観たライブも三島で観たライブもテクニカルだけどパンクなライブでインストだけど熱いバンドでとにかく格好良い。今回のmogroスプリットのアレンジもかなり参考になった。

sikの方の2曲の内の1曲のGrindingはThe Loyettesって言う身近な人のなかで自分が一番繰り返し聴いているバンドのDeepa氏にcho/voで参加してもらっている。曲はヘヴィでスラッジぽさもありつつ個人的にはゴス/ニューウェーブ/激情感も感じていて、
コーラスも重なりなかなか形容しがたい物になっている。そして今までで一番キャッチーになっていて次の段階、方向性への一歩な気がしてる。

Fight it downも変拍子なスラッジ/グランジ?的な曲で毎回voが乗る想像がつかないままリフを作るんだけど、毎回リフの隙間を縫うようにvoをビトル君が入れてくれる。voも何度か重ねてなんともいえない感じになっている。
昨日スプリットのTrailerが公開された。

諸々追って詳細を伝えていく。
おそらく3月中旬にFurther Platonicで先行販売して、ライブの3/25から各販売店での販売になると思う。

Liveについて


リリースと同じく3回目のライブの自主企画は高円寺のTKA4(都営高円寺アパート4号の略らしい。)
ここはライブハウスじゃなくて場所貸ししてるアトリエになるのかな?雑多なスペースです。前回の予算の失敗を踏まえて、バンドにギャラを返したいから、設備が整ってなくても安く借りれる箱を探してやろうと思った。エントランスもドリンクも持ち回りでやって、色々試してみたいと思いここを選んだ。
最近様々な事が便利になって、与えられた物をなんとなく選択してやってる気分になるんだけど、色々立ち返って考えてやっていきたいと思う。
音楽が好きでその中でもバンドやっていると全体から見ると少数派だと思うんだけど、その少数の中でも大きい流れや、意見、常識、ルール、価値観に疑問を抱く事が自分は多い。
そういう自分の内側の声に従って活動したいと思ってる。仮にそれがズレていたとしても、やって得られる事もあると思ってる。

バンドはmoguroの他にchorusで参加してくれてるDeepa氏のバンドのロイエッツに出てもらった。
“Share Tokyo”の趣旨からは少し外れるんだけど、バンドを手伝ってくれてる人や一緒にやってる人の別バンドとはタイミングが合えばやりたいと思っていて、どこかのリリースではベースの齋藤君の新しいバンドと一緒に出そうって話も進めてる。勿論東京以外のバンドも絡めて。
ロイエッツは自分がかなり好きなバンドで、今回と、次回手伝ってもらった縁もあり出てもらった。活動が数年ぶりらしい。バンドやってる人の目線だとライブやってなんぼみたいな価値観があるんだけど、それよりも自分は音源が聴きたい。これから一年に一回でもマイペースでもいいから、何かしら音源とかどんな形でもだしてくれたら嬉しいと思ってる。

4回目の録音


リリースと並行して製作中の4回目の録音の曲作りは、毎回ハードルが上がっていくからかなり難航した。
去年の12月rec予定だったがなかなかスケジュールが合わない。
でも各々生活があるからしょうがない。
出来る事、出来る時間でやりきる。ってのが毎回のテーマだ。
今度やろうの今度が訪れない事が多いからなんとか無事に終わらせたいと常に思ってる。
全員が揃ってリハーサルが毎回1、2回で今回は録音当日に一回。だけど個別で2,3人のリハで結構詰める事が出来て個人的にはかなり楽しめている。
やっぱり曲ができる過程、完成していく所が一番好きな瞬間だ。
難航しただけありこれまでの録音の経験が活きて、前よりも良い内容になっている。
今回のリリースで参加してもらってるDeepa氏に次の録音も全面的に参加してもらっていて最終的によく分からない物になると思う。
皆でこれをやろうって綺麗に混ぜた絵の具で何かを描くのも良いけど、各々が好きな色で混ぜたドブみたいな色でよく分からない物を描きたい。

とりあえず1ヶ月後3/25(土)東京と4/23(日)に静岡でもやる予定なのでタイミングが合えば宜しくお願いします。

Burn Myself Records&Further Platonic pre
“Share Tokyo vol 2”
sik:mogro split release show

mogro(Shizuoka)20:50-
sik 20:10-
The Loyettes 19:30-

Koenji TKA4
Open / Start
19:00 / 19:30

2200yen+1D(300yen)

mail

burnmyselfrecords@gmail.com


sik / Burn Myself Records
タカザワ

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