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データだけから見る #島根スサノオマジック @ 21-22シーズン序盤

Bリーグ私的データベースの管理人です。
試合はほとんど見れていませんが、データだけからチームを分析してみます。

今回は島根スサノオマジック編です。
20-21シーズンオフはこちら

■順位

16試合終了時点で11勝5敗、西地区3位です。2位の三河とは同率です。
昨年B1の壁を破った勢いそのままに、快進撃を続けています。

このままプレーオフ進出を目標にしていきたいです。

■チームスタッツ

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総合力は8位です。
清々しいほどの攻撃力偏重チームになっています。
アシスト力が1位で、これが攻撃力を支える要でしょうか。

プレーオフを目指すならば、いったん守備は忘れてこのまま攻撃につっぱしるのがいいでしょう。

このチーム、ブースターからするととても魅力的なチームに映りそうですね。

■選手

スタメンは、
PG : 安藤
ウイング:金丸、阿部
ビッグ:ケイ、トラビス
で16試合全て同じです。(敬称略)

#3 安藤誓哉

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今期アルバルクから加入したPG。
スサノオマジック躍進の大立役者です。
安藤選手がいることによりオフェンスレーティングが15も上がる。恐ろしい。

それは平均アシスト7.2(1位)に表れています。
また苦しい場面では自ら3Pも打っており、アテンプト6.9(5位)は昨季から倍増しています。

本当に素晴らしい補強をしました。

・#14 金丸晃輔

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今期シーホースから加入したシューター。
安藤選手とともに攻撃力をかさ上げしています。

昨季シーホースでの貢献はマイナスになってしまっており、原因は守備の弱点になることでした。
しかしスサノオマジックではそれを上回る攻撃貢献を達成できています。3P 3P 37.9%(16位)は流石の一言。

・#8 リード・トラビス

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実はスサノオマジック最大のサプライズはトラビス選手なのではないでしょうか。
昨季のオンコートオフェンスレーティングは103、今期20pt近く上昇しています。

この改善はスタッツにも如実に表れており、2P%は55%から62%(10位)へ上昇。
3Pはアテンプトが2.7から4.9にほぼ倍増しているのに確率は26%から35%へ大きく上昇しています。

これは前述の安藤選手が、うまくトラビス選手にパスを供給しているのでしょうか。

さらにリバウンドは10.3(4位)、オフェンスリバウンドに至っては3.6(1位)です。
リーグ有数のセンターと言っていいでしょう。

あと気になるのは小阪選手です。
平均6分の出場ですが、貢献は大きくプラスです。
出場時間を見てもガベッジにばかり出てるわけでもなさそうで、セカンドユニットとしての貢献が大きそうです。
プレイタイムをもう少し伸ばしてみてほしいと思います。

■今後に向けて

スタメンの安藤選手、金丸選手、トラビス選手に加えて、ベンチから登場するビュフォード選手は強力ですが、残りの選手には不安が残ります。

特に昨季大きく貢献してくれていたニカ選手があまり活躍できていません。

シーズン中に大きく補強するのは難しい事ですが、CSを見据えてしっかりと体制を整えていくことが必要でしょう。

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