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データだけから見る京都ハンナリーズ @ 21-22シーズン中盤

Bリーグ私的データベースの管理人です。
試合はほとんど見れていませんが、データだけからチームを分析してみます。

今回は京都ハンナリーズ編です。
20-21シーズンオフはこちら

■順位

23試合終了時点で3勝20敗、西地区最下位です。
西地区の上位50%に入ることが目標だったので、かなり苦しい序盤を過ごしたと言えそうです。

■チームスタッツ

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攻守両面でリーグ下位の数字になってしまっています。
伝統の3P成功率こそ平均以上になっていますが、攻撃力に結びついていません。

実はeFG%は51.2(13位)と決して悪い数字ではありません。
じゃあなんでこんなに攻撃力が低いかというとオフェンスリバウンドがさっぱり取れないからではないでしょうか。
平均6.7はリーグ最下位(22位)ですが、21位のビーコルでさえ9.4本とっています。流石にとれなさすぎる。。。

一方守備力も同様でディフェンスリバウンド率は67.3%(18位)です。
また被2Pは試投・成功共に下位でペイント内を荒らされていることが分かります。

攻守ともにビッグマンの欠如が原因となっていそうです。

■選手

直近のスタメンは
PG : 鈴木
ウイング:細川、満田
ビッグ:ティルマン、ハーパー
となっています(敬称略)

オフに獲得したアーティス選手が契約解除になってしまったが想定外。
そこにサイモン選手の怪我が重なればビッグが弱くなるのは仕方ありません。
さらに貴重な日本人ビッグの永吉選手が怪我とは。。。

#21 満田丈太郎

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ハンナリーズの希望、満田選手です。
eFG%は十分な数字なのに何でこんだけしかアテンプトないんでしょう?
レーティングだけみると、21分なんて短すぎると感じます。
もっともっと使ってみたい選手です。

#11 久保田義章

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若きPG。これはハンナリーズの未来では?
完全にアシスト型のPGのスタッツなので、インサイドがちゃんとすればもっともっと活躍できるビジョンが見えます。

#31 加藤寿一

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3Pが46.7%なのになんでアテンプトが2本しかないんでしょうか。。。
昨年はシーホースで出番が全然なかったので、もっとチャンスを与えてみてほしい選手です。

■今後に向けて

つらいシーズンを送っているハンナリーズですが、未来への希望はしっかり残っているように感じます。
寺嶋選手が抜けてしまったショックも大きいですが、久保田選手が可能性を見せてくれています。
次世代ハンナリーズは久保田‐満田ラインが軸になってくれるのではないでしょうか。

ハーパー選手は期待通りなんとか踏ん張ってくれています。
ここにサイモン選手が復帰すれば、まだまだ頑張れそうな気がします。

若手にしっかり時間を与えて、意味のあるシーズンを送りたいところです。

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