[無料]データだけから見る #千葉ジェッツ ＠ 20-21シーズンオフ

Bリーグ私的データベースの管理人です。
試合はほとんど見れていませんが、データだけからチームを分析してみます。

今回は千葉ジェッツ編です。
一応値段を設定していますが、全編無料です。

■順位

東地区の2位でした。そしてCSで勝利し、初優勝を飾りました。
おめでとうございます。

ジェッツはずっと東地区の上位だったので、ようやくという感じでしょうか。
そして目指すは当然地区優勝からの連覇です。

■チームスタッツ

順位は地区2位でしたがネットレーティングでは1位でした。
そういう意味では優勝は妥当な結果です。

総合力が高いのは、背景に強力な攻撃力があります。
しかし2P%こそ4位ですが、3P%も高くないのになんでこんなにオフェンスレーティングが高いのでしょうか。

鍵はオフェンスリバウンドにありそうです。
数こそ平均12.9でリーグ4位ですが、実はeFG%が高いチームはオフェンスリバウンドが少ないです。
eFG%とオフェンスリバウンドを両立できているのはジェッツだけで、その結果高い攻撃力を保持しているのではないでしょうか。
一度この二つの相関を取ってみると面白そうです。

守備力も決して悪くはなく、攻守に隙が無いジェッツ。
強いわけです。

■選手

・#22 セバスチャン・サイズ

サンロッカーズから移籍してきた外国人選手。
レーティングで見ると貢献できていませんが、これは周りのレベルが高いだけだと思われます。

守備成績は優秀で、リバウンド11.7はリーグ2位。
ディフェンスリバウンドは7.9で1位です。

まだ若い選手で、来期以降も継続して活躍してほしいです。

・#2 富樫勇樹

言わずと知れたジェッツの顔。
3P 38%は流石の一言、アシストも5.6でリーグ5位です。

実はレーティングのオンオフはマイナスですが、これは代替のコー選手の守備が良いためでしょうか。
気にするような問題ではありません。

引き続きチームを引っ張っていってほしいです。

・#21 ギャビン・エドワーズ

ジェッツに違いをもたらす帰化選手。
これは反則級だと他のチームは嘆くでしょう。

2P 67.2%は堂々の1位。3Pも少ないながら42%決めており、eFG%も2位です。

レーティングで見ると守備でも貢献できており、全く隙がありません。

年齢は30半ばになろうかというところですが、やれるところまでやって欲しい選手です。

・その他の選手

・#1 ジョシュ・ダンカン
チーム3年目の外国人選手。
この選手がいるのが、他の外国人ハンドラーを採用しているチームとの違いです。
様々な外国人の使い方をできるのがジェッツの強みではないでしょうか。

・#12 シャノン・ショーター
今年から加入した外国人ハンドラー。
攻撃で大きな違いを生んでいます。
帰化選手がいる恩恵は本当に大きいです。

・#31 原修太
チーム5年目の若い選手。
残念ながらチームに貢献はできませんでした。
周りのレベルが高すぎるから仕方ない面もあるかもしれませんが、レベルアップを期待したいです。

■来期に向けて

チームに大きな弱点のないジェッツ。
まずは戦力を維持することが最大の目標です。
エドワーズ選手だけは何としても繋ぎ止めたい。

またコー選手や佐藤選手など若手にも有望な選手が多く、プレイタイムを与えて成長を促していきたいです。

来年も上位確実なジェッツ。楽しみにしましょう。

自由交渉リストが公示されています。

ショーター選手はリスト入りです。
外国人ハンドラーはまだまだ未開拓の領域なので、いろいろと試してみたいのかもしれません。

サイズ選手はアルバルクへ移籍です。
リバウンド力の低下が懸念されますね。代替選手に期待です。

コー選手はキングスへ移籍です。
流石にこの出場時間では移籍やむなしというところでしょうか。
キングスで開花しそうな気がします。

赤穂選手、佐藤選手、ダンカン選手、エドワーズ選手は継続です。
エドワーズ選手の継続は何よりです。
佐藤選手もかなり期待できるのではないでしょうか。

(6/16追記)
藤永選手とファラーズ選手は継続です。
ファラーズ選手の怪我は大丈夫のようです。

(6/17追記)
西村選手は継続です。

(6/18追記)
大宮選手、原選手は継続です。

(6/22追記)
富樫選手は継続です。よかった。

来期主力予想(敬称略)
PG : 富樫/ 西村
SG : 佐藤
SF : ? / 原
PF : エドワーズ / ダンカン
C : ?