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そんな若者、嫌いじゃないよ(24歳娘婿の話)

去年、結婚した娘婿さんは埼玉県で小学校の先生をしています。
そんな娘婿さんが、娘に「夏休み、バングラディシュに行ってくる」と言ってるようです。

キッカケは、、、

先日私が、「しゃにむに写真家/吉田亮人」という本を読み、感動して落涙
しまして・・・

<ざっくりあらすじ>
小学校教師の吉田さんが、子育て中の奥さんから「何のために働いてるん?」という言葉をキッカケに、30男として、どう生きるべきかを自問自答しながら、インドやバングラデシュを旅して「写真家」になっていく話。

要所要所で登場する、奥さんの言動も実にカッコよく、その奥さんの言葉に葛藤しながらも、まっすぐに生きていく吉田さんに感動しました!

そんな折、先日娘が孫をつれて我が家に帰ってきました。
その時に、この本を娘にも読んで欲しいなぁと思ってプレゼントしたのです。そしたら、娘よりも先に娘婿さんが一気読みして、琴線に触れたのか
「バングラディシュに行ってくる!」と言ってるみたいなのです。

こういう単純な若者、嫌いじゃないんですよね~(笑)

娘婿さんも、自分に子供ができたので父親として、吉田さんの生き方に刺激を受けたのでしょうか・・・

私も過去、仕事で隣国のミャンマーやタイには行ったことがありますが、バングラディシュは行ったことがありません。
決して治安のよくないバングラディシュに、行こうと思う「行動力」が素晴らしい! 「若さ」のエネルギーは凄い!(少し羨ましい💦)
とにかく、どんな姿で帰ってくるのか、いまから土産話が楽しみです。

そんな若者の話を聞いて、すっかり忘れかけていた自分の若気の至りも思い出しました。

大学3回生の時、初めて日本を飛び出した時のことです。
約1ヶ月アメリカのロサンゼルスでホームステイしました。
人生で初めて日本以外を知り、すっかりアメリカに魅了されてしまった私はアメリカから親に国際電話をかけて、「もう日本には帰らない。このまま
ロサンゼルスに残る」と伝えました。

親もさすがに、驚いたようでした。
特に父親から「とにかく冷静になって考えろ。いっかい日本に戻ってから考えなさい」と、必死に止められて帰国したのを思い出しました。
結局そのまま40年弱、日本にいます・・・

若気の至りでしたが、あのままアメリカにいたらどうなっていたのか?
間違いなく、今とは全く違う人生になっていたでしょう・・・

でも、その頃にアメリカで出会った日本人達の影響も大きかったことにも
再認識しました。
27歳の時に転職したのも、現在フリーランスとしての新しい仕事に向けて光をさしてくれたのも、あの時ロスで出会った人たちなので何ともいえない
御縁を感じます。

そう考えると、学生の時にロスに行ったことは、自分の人生にとても大きな影響を与えてくれました。
単純な娘婿さんのお陰で、約40年前の記憶を、思い出すことになりました💦

一緒にアメリカに残ろうと言った「A-KAZ」は、どうしてるかな~・・・

本当に人生はどこでどうなるか分かりませんし、人との繋がりは本当に大事ですね・・・

さて・・・単純な娘婿さんへ
素晴らしい行動力です!
バングラディシュ、気をつけて行ってきてください!
帰ってきたら、吉田さんの写真集を眺めながら土産話を聞かせて下さいね!

バングラディシュに行ってる間、娘&孫のことは「お任せくださーい!」
これからどんな人生になるか、応援してまーす。

                            2023.4.22






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