絵画と編み物とメッセージカードと。
コムニカチオの利用者さんは、来所してから特別に「みんなで決まったことをする」という場合以外は、基本的に「やりたいことをする」ということになっています。
どんなものがあるのかは、作業内容とプログラムのページをみていただきたいのですが、今日はその中で、とっても素敵にできあがった作品をご紹介します。
Yさんが数日かけて鉛筆一本で描き上げた猫の絵です。
細かい部分まで、本当に丁寧に描き込んであります。
デッサンをしている時のYさんは、とても集中していて、「時間があっという間に過ぎる!」と話していました。
次の作品も楽しみです。
次に紹介するのは、Sさんの編み物です。
肉球のコースターです。
同じデザインでも色を変えるといろいろな感じに仕上がりますね。
Sさんによると、黒っぽい糸は見えにくいのでやっぱり編みにくいらしいです。
ピンクや赤など明るい色のほうが編んでいても気分が上がりそうですね。
Sさんはほんとに器用な方で、利用者のみなさんが新しいことをなにか始める時にはいつも先生としていろいろなことを教えてくれます。
編み図や編み記号も自分でスイスイ描いてしまうんですよ!
次は、Mさんが作るメッセージカードです。
コムニカチオで外のお祭りやフェアにスイーツや食べ物を販売する時に、商品と一緒にお渡ししているカードです。
細かい作業が多いので大変ですが、オシャレでキラキラが大好きなMさんは、パーツを使って新しいカードを次々に創作してくれます。
Mさんが作ったカードに連係プレーでSさんがハンコを押してできあがりです。
今回もきれいなカードがたくさんできました。
最後は、Jさんが作ったカードを紹介します。
Jさんは、自前の、太さの異なるボールペンを使ってカードのふちにデザインを描き込みます。
図鑑などを参考にしているそうで、鳥の絵などは今にも鳴き始めそうです。
細かい柄を実に繊細に、辛抱強く描いています。
最初の頃は「線」で構成していた柄が、たくさん描いていくうちに、だんだんと複雑になってきました。
この植物のカードの雰囲気、とっても好きです。
こんな感じで利用者のみなさんはいろいろと自分のやりたいことをしながら日々を過ごしています。
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