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米国最大の軍産複合体カーライルとブッシュ家の戦争ビジネス

カーライル・グループではガースナー会長以降は路線を変更しており、現在は政府関係者のほとんどが退任していますが、それまでのフランク・カールッチが会長を務めていた時期には、ジョージ・H・W・ブッシュなど各国の元政治家や元政府高官が重役を務めており、防衛・軍需産業への投資が盛んでした。

1987 年ワシントン DCに設立


米国カーライル グループは、プライベートエクイティ企業であり、世界最大級のメガファンドの一つです。

2012 年 5 月 3 日、カーライルは7 億米ドルの新規株式公開を完了し、ナスダック証券取引所で取引を開始しました。

カーライルは五人のパートナーと共に新しい投資事業を計画していたニューヨーク市のカーライルホテルにちなんで会社名を考えました。


トーマス カーライルと生家

1987 年ワシントン DCに「ブティック型投資銀行」として設立

ニューヨーク市のカーライル ホテルにちなんで会社名を付けました。ということは、フリーメイソンのトーマス・カーライルに繋がります。彼はスコットランド低地ダンフリースシャーのエクルフェカン出身のイギリス人で、エディンバラ大学卒業後ドイツ文学の普及者として大成功を収めました。
そして、ロンドンに拠点を移した後、フランス革命(1837 年) で有名になりましたが、第一・二次世界大戦により、プロイセン主義とファシズムの両方の祖であったことが非難されています。
プロイセン主義とマルクス主義は似ていますが、前者はより全体的な主義になり、イタリアのムッソリーニの思想や反ユダヤ主義に繋がります。
彼の両親は長老教会であり、プロテスタントです。また、フリーメイソンは伝統的に石工職人として有名で、彼も息子が生まれアーチ型の家まで建てています。

カーライルの創業関係者

・ウイリアムEコンウェイJr.


・デヴィッド・ルーベンスタイン

ルーベンスタインは、ケネディ舞台芸術センター、国立美術館、外交問題評議会、ワシントン DC エコノミック クラブの会長。純資産は、2022 年 12 月時点で 32 億米ドル

・ダニエル・A・ダニエロ

ティーグル財団フェローとして活動、ジョン・テンプルトン財団の顧問。

ジョン・テンプルトン

ジョン・テンプルトンは1960年代後半にバハマのナッソーに移住し、そこでイギリスに帰化してエリザベス 2 世女王からナイトの学士号を授与されています。

キリスト教福音派に見られるような福音伝道を通して聖書の権威(聖書信仰)を秘めている組織であり、米国超党派組織となるイスラエルのAIPACとも宗教的な思想が近いと言えます。

もう一人の創業関係者

・スティーブン・L・ノ リス

彼は曽グループの顧問団代表にも就任しています。

プライベート・エクイティ業界で最も著名な⼈物の⼀⼈であるスティーブンは、財務戦略において突出した経験を有し、投資先企業に対する戦略的事業アドバイスの提供から、上場並びに未上場企業の分析及び投資、 その他数多くの企業の顧問も兼任してきました。スティーブンは公私募の資⾦調達、買収、限定的パートナーシップにおける戦略家及び顧問として活躍しました。彼はまた、財務顧問としてモロッコ王国及びサウジアラビア王国にも仕え、中東の投資家を顧客に抱え、アフリカを主としたフロンティア市場に投資するプライ ベート・エクイティ・ファンドへの助⾔も⾏いました。さらに、ジョージ・H・W・ブッシュ⼤統領より任命され、⽶国上院の承認を得て、連邦退職投資委員会前の5名の理事の1⼈として務めました。

ここでサウジアラビアや中東と繋がっていることが分かります。

カーライルとビンラディン一族は、ブッシュ一家と結びつきを持つよりも古く、見込みのある客として正当なルートで紹介してもらい、カーライルのファンドに投資してもらったとも述べているのです。

「カーライル・グループと政治家、軍需産業」 米国防長官を務めたフランク・カールッチが会長を務めていた時期には、ジョージ・H・W・ブッシュ(いわゆる父ブッシュ、2003年10月に上級顧問を退任)など各国の元政治家や元政府高官がアドバイザリーボードを務めていた

カーライルグループには世界中の指導者が、顧問格で名を連ねジョージ・ブッシュ元大統領はカーライルの上級顧問です。
1989~94年までブッシュはカーライル・グループ理事となりましたがカーライルは設立後、すぐに湾岸戦争があった為に軍事産業によって巨大な利益を挙げ、それにより不動の地位を占めるようになりました。

このプロレスの種明かしは、政治家のときに自分で制度を定めて実業家に転身してから制度を利用することでした

カーライルは、自らを「政治・国防・企業の鉄の三角形で張り巡らせたネットワークで形成している」と言っていますので、英米の軍事会社ともしっかりくっついています。
コリン・パウエルも元カーライル顧問ですからブッシュ政権に深く関与していますし、民主党のカーターも共和党ブッシュの影で動いていたと言われ、超党派組織の存在を無視することができません。

カーライルは、プライベート・エクイティ・ファンドを個人富裕層や機関投資家相手に未公開企業の投資案件として販売していました。
その投資対象は、政府の政策を大きく反映できる産業が中心となり、航空、国防、電気通信などのインフラ分野で平均運用利回り年34%という高水準です。そして未公開の会社を買収して、高額になったところで売るというカラクリがプライベート・エクイティ企業の行っている業務です。


カーライルの子会社はユナイテッドディフェンスですが、過去に巨額な戦車を採用しようとして国防総省による税金の無駄遣いを指摘されていました。
しかしこれにより有名になったユナイテッドディフェンスは上場してメディアによる注目で株価が跳ね上がり、2億3700万ドルを上場初日に儲けました。

9.11 カーライル社とビンラディンとブッシュは投資家を集めて会議を開いていた

ビンラディン一族とブッシュはじめデビッド・ルーベンスタインなどカーライルの幹部たちが911テロの起きた日、同時刻にワシントンのリッツカールトンホテルの同じ部屋でいっしょにいたことがオランダのVPROによって報道されました。

ビンラディン財閥の建設会社はカーライル・パートナーズ(ファンド)と取引していた事がテロ後に判明しており、ブッシュはサウジアラビアに訪問した際に、ビンラディン一族と会っており、カーライルの創始者の一人スティーブン・ノリスは「カーライルとビンラディン一族は、ブッシュ一家と結びつきを持つよりも古く、見込みのある客として正当なルートで紹介してもらい、カーライルのファンドに投資してもらった」とも述べています。

ブッシュ一とビンラディンの関係は、ブッシュの石油会社の出資者となって大統領選挙でも大きな資金源になっているくらい癒着しており、スティーブン・ノリスは、「まさかバクル・ビンラディンは自分の異母兄弟であるオサマ・ビンラディンがテロを起こすなんて夢にも思っていなかっただろう。911テロで突如としてブッシュとカーライルの関係や、ビンラディンの金銭的繋がりが取り立たされることになってしまった。我々にとっては全くワケのわからない状態です。」としてカーライルとビンラディン財閥は、被害者の立場であることを主張しており、カーライルはビンラディン一族にアメリカへの投資のアドバイスも行っているとノリスは述べています。
こうしてビンラディンからは、アラブの人脈が紹介されカーライルはアラビアに多くの利権を持つようになっています。

アメリカとアラブの間に存在しているカーライルがビンラディン一族の持っている巨額な工事の受注を受けているとされ、イラクのアラビア系企業の多くがビンラディン財閥と繋がっています。

ブッシュを営業マンとして使う会社がカーライル・グループ

フランク・カールリッチが名誉会長で、彼はプリンストン大学時代に、ラムズフェルトと同じ部屋に住むレスリング仲間でした。

ブッシュ、ジェームス・ベーカー、ジョン・メージス、アーサー・レビットなどが幹部になり表向きはプライベート・エクイティという買収企業ですが、世界各地で紛争を起こし、軍産複合体に利益をもたらす仕組みを構築しています

ロシアがワグネルという軍事会社を使っていたようにカーライルの戦争ビジネスのマッチポンプが成立しています。民間の軍需会社を支配下に置いて戦争を展開させる仕組みで、投資家にジョージ・ソロスやビンラデン一家、そしてサウジアラビア政府がいるのです。


以下の内訳は駐留経費の増額であり、艦船や航空機などの大口の受注はむしろ減額されているという指摘もあるが…

2001年の9・11同時多発テロによって、イスラム過激派に対する対テロ戦争と言う名目はアメリカの軍事費を前年に比べ326億ドル増額させることに成功し、国防総省の総予算は3,750億ドルにまでなりました。

このようにして軍産複合体のコングロマリットが潤うネットワークが敷かれていて、彼らはユダヤ教で一つになっている秘密結社だと言われています。

ブッシュ家とカーライル、ビンラディンの関係は映画でも暴露されています

マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー「華氏911」

マイケル・ムーア『華氏9.11』の真実
https://www.andrew.ac.jp/gakuron/pdf/gakuron22-7.pdf

ブッシュもまたフリーメイソンとして知られています


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