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【初心者診療所】鳴いていい「役牌」・悪い「時」

先に大前提から言っておきます。

麻雀は立直が一番強い!

しかし今回は「それでも鳴いてあがりたい」という初心者の為のnoteです。

最初に、鳴いてしまうと立直ができません。つまり何か役を作らないといけません
鳴いて作る役として、役牌を紹介します。

鳴きのススメ・役牌

役牌とは、字牌の内「白(無印)」「発」「中」、場風(アプリ右上の◯一局(東or南)、自風(アプリ中央、名前の右にある東~北)。これら4、5種類の牌で同じ牌を3枚揃えると役になり、鳴いてもあがれます。
画像は東場(東一局~東四局)の場合。

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🚨悪い時1🚨
他に雀頭(2枚組)のないときの
役牌ポンはダメ!

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2つの手牌があります。
白が出た時、ポンしますか?


上はダメ、下はOKです。

何故かというと、鳴いても手が進んでいないからです。上の手牌が鳴いて変化した後の形を見て下さい。

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上は雀頭がないのでテンパイしていませんが、下はテンパイしていますね?
雀頭は鳴いてつくれません。相手より先にあがる為に、雀頭を作ってから鳴きましょう。

🚨悪い時2🚨
役牌が3枚ないのに鳴いたらダメ!

後付けと言われ、役牌が3枚揃う前から鳴く事を指します。何が悪いかというと、鳴ける保証がないのに鳴く事で、他の人から必要な役牌を止められる可能性があるからです。

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画像は具体例。他の人から見るとタンヤオも対々も混一色もチャンタも無く、役牌ぐらいでしか和了れないのが見え見え。止められてると気づかずに振り込むのがオチです。

チーをするなら
ペンチャン・カンチャンが優先

両面、カンチャン、ペンチャンの3種類しかないチーですが、受け入れが2種類ある両面に対して、ペンチャンやカンチャンは1種類しかありません。
両面待ちであがるのを目標に、ペンチャンやカンチャンをチーしましょう。

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上の手牌では⑦筒や四萬でのチーを最優先にしましょう。③⑥筒待ちでのテンパイを目指して手牌を作ります。

🚨チーの選択に注意!🚨

麻雀アプリではチーのボタンを押した後に、どの形でチーするかを選択します。
下の手牌で⑦筒をチーするとしましょう。

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間違えるとどうなるか、よく分かりますね。

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選ぶ時間はありますから、落ち着いてタップしましょう。

最後に
安い1鳴き。
満貫2鳴き。
安い3鳴き鴨に葱。

この言葉は、「何回まで鳴いていいのか?」という疑問に対して送る、古くから麻雀界に伝わる格言です。今俺が考えました。

鳴く、という事は攻撃の意思表示です。
4人の中で自分が一番速いのなら、1鳴きでテンパイして相手の高い手を蹴りましょう。

鳴けば自分の手を晒します。つまり何を狙ってるか相手に読まれてしまう。それだけ価値のある手なら、2鳴きで仕上げて下さい。

3鳴きする。つまり1面子も自力で作れないような手。晒した形、捨てた牌で残りの牌も察しがつきます。周りの3人は画面の向こうで笑っている事でしょう。
「こいつは振り込んでくれる」と。

今回のnoteで手牌を全て2鳴きにしたのは、自力で1面子も作れないなら鳴かずに降りた方がいいからです。

自分の手牌を晒すと、周りの人は自分の手牌と天秤にかけます。
自分より強いと思えば鳴かせないように、
自分より弱いと思えば鳴かせてもいいと

自分が鳴き、相手から立直が来る。その立直は確実に自分と同程度以上の手だと覚悟して下さい。それが出来ないならば、鳴かない方が賢明です。

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