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配牌を分別!レギュラー・ベンチ・二軍に分けて戦おう!

今回のテーマは、「配牌を3つに分ける」です。
13枚の配牌から、すぐ使える(レギュラー)・使えるようになる(ベンチ)・使えない(二軍)の3種類に分ける事で、配牌から何を切るべきか瞬時に判断出来るようになりましょう。

レギュラー=面子&両面

配牌で完成された面子。これは誰もが分かるレギュラーメンバーです。13枚からまず面子を見つけるのが第一歩です。
両面(23,34,45,56,67,78)もレギュラーです。
最も面子になりやすいので、必ず見つけましょう。
また、レギュラーメンバーを序盤から切ってしまうと和了りの可能性が下がります。注意しましょう。

例題です。レギュラーメンバーを見つけて下さい。


正解はこちら。両面1組、面子1組がレギュラーメンバーとなります。

ベンチその①対子


どの和了りでも対子は必ず必要になります。
しかし、面子に比べると作りやすい為ベンチ入りです。中盤以降は必須になりますので、うっかりポンして対子0の状態にすると危険です。両面に変化する事もあります。

役牌対子は一軍?

役牌対子は貴重です。速度に優れ、他の人の立直が来る前に和了りやすくなります。
しかし、自分が最下位でどうしても立直をかけたい時、タンヤオや平和等他の役が見える時は不要になったりもします。状況に併せて判断しましょう。ダブ東・ダブ南は一軍です。

ベンチその②リャンカン

リャンカンとは、135や468のような形を指します。カンチャン(13や68)より強く、面子の作りやすさで言えば両面と等しい形です。
しかし、立直をかける際に片側のカンチャンを捨てるので、両面には劣ります。

例題です。一軍+ベンチを見つけましょう。


正解はこちら。これで配牌の内半分が必要な牌と分かりました。

二軍その①カンチャン

カンチャンとは、13や68のように数牌を1つ飛ばした形を指します。二軍といっても弱くはなく、面子になれば即レギュラーですし、13から4を引いて両面(34)へ昇格する事もあります。他の牌の強さを確認してから切りましょう。

二軍その②ペンチャン

ペンチャンとは、12と89の組み合わせを指します。面子になるには3か7しかなく、両面になるには12→24→45のパターンだけです。
しかし、チャンタや一通といった手役を狙う際に必要なので、手元に置くだけの価値を見つけてあげましょう。

二軍その③単独牌(3~7)

単独牌は他の牌の強さによって大きく価値が変わります。
面子や両面の多い強豪校に単独牌は不要ですが、カンチャンや対子だけの弱小校では貴重です。すぐに面子にはなりませんが、両面になるだけで大きく価値が上がります。他の牌や他人の動向も確認しながら切りましょう。

二軍その③単独牌(1,2,8,9)

ここから昇格の望みが薄くなります。和了る為ではなく、相手への安全牌として残す場合がほとんどです。序盤でカンチャンや対子にならないようなら切りましょう。

二軍その④単独字牌

混一色やチャンタ、七対子等を目指す場合は必要ですが、立直を目指すならば早々に切りましょう。「やる気のない奴は帰れ!」って言ったら帰るような奴です。

補足・ドラや赤は1ランクアップ

ここまで配牌を3種類に振り分けましたが、ドラが絡むと話は変わります。単純にドラや赤は1ランクアップと考えましょう。
ドラ含みのペンチャンは二軍からベンチへ昇格、赤含みの対子は一軍です。普段は不要な単独字牌も、ドラに限っては手のひら返し、序盤のうちはベンチ入りさせて丁重に扱いましょう。

練習問題

ここからは実際に配牌をいくつか並べますので、レギュラー・ベンチ・二軍へと振り分けてみましょう。
とにかく色んな配牌を見て、真っ直ぐ和了りへ向かう一打を見つけるのがこのnoteの目的です。

ここからは第1ツモも含めます。振り分けた上で何を切っていくか考えてみましょう。

人によっては回答が別れる問題もあります。よって正解は書きません。しかし、切る牌に優先順位をつけることで、真っ直ぐ和了りへ向かえるはずです。頑張りましょう。

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