アラフォーおじさんが危険物取扱者乙種4類に4回目で受かった後に書いた勉強メモ④

法令
申請・手続き
手続、流れでほぼ出る『仮XX』。ひっかけてきます。

仮使用
製造所が一部工事中に、「工事にかかる部分以外の一部または全部」を
「市町村長」の「承認」を受けて使用すること。
「」の中をシャッフルされます。「市町村長」が「消防所長」、「承認」が「申請」だったり。
一字一句間違えず覚える。

仮貯蔵
「指定数量以上」の危険物を「消防長または消防署長」に「承認」を受けることにより
「10日以内に」限り貯蔵または取り扱いを認める。
「」の中をシャッフルされます。「承認」が「届け出」だったり、「10日以内に」が「XX日以内」だったり。
一字一句間違えず覚える。

届出期間
5割以上ででる、「製造所の譲渡または引き渡しの届出」など。
倍数の変更だけ10日以内、その他は遅滞なく。

危険物取扱者免状

甲・乙・丙種の違いは覚えてないとお話にならない項目。
テキストに限らず、危険物取扱者とはの案内ページにも載ってます。

免状の書き換えと講習
「氏名」「本籍地の属する都道府県が変わったとき」、「交付した知事」「居住地の知事」「勤務先の知事」に
申請する。「」の中をシャッフルされます。
「住所」が変わったときは、書き換えいりません。結婚して姓が変わったら要ります。
更新について、写真更新10年に1回、取扱業務をしていなくても必要。
業務しているときは、初年度(1年以内)に一回、それから3年に一回ずつ保安講習を受ける

免状の汚損・紛失
「交付または書き換えた知事」に、汚損した免状を持って行って再発行してもらう。
「勤務地の知事」とか、「市町村長に」とかひっかけがある。
ちなみに、再発行した後に免状が見つかったら、「10日以内に届ける」という日数制限があり
免状の基本の「遅滞なく届ける」ではないので、あわせて覚える。

免状の返納
 「法令違反した場合」「県知事」が返納を命じることがある。
 「」の中をシャッフルされます。

監督者、保安員、統括管理者
「危険物保安監督者」「危険物施設保安員」「危険物施設統括管理者」
違いを表で覚えてごっちゃにならないようにする。ちゃんと覚えれば取れます。
問題では、○○に○○は必要or必要ないなどで問われる

危険物保安監督者 資格:甲、乙で実務6か月 届出:市町村長に遅滞なく 施設:移動タンク以外全部
危険物施設保安員 資格:いらない 届出:いらない 施設:一般取扱所は必ず、指定数量倍数100以上の製造所と移送取扱所
危険物施設統括管理者 資格:いらない 届出:市町村長に遅滞なく 施設:指定数量以上の移送取扱所、指定数量3000の製造所と一般取扱所

例題)次のうち、誤っているモノはどれか
 甲種免状所持者が10か月の実務経験を行ったあと、危険物保安監督者となった
 危険物施設保安員を任命し、市町村長に遅滞なく届けた
 危険物施設統括管理者を任命し、市町村長に遅滞なく届けた
 指定数量倍数100以下の一般取扱所に危険物施設保安員を任命した

 保安員は届けなくていいのでこれが誤っているモノ。うろ覚えだと解けません。
 一般取扱所は指定数量倍数に関係なく保安員が必要ですが、こういう選択肢で引っ掛けてきます

施設の構造、設備について
 全部覚えるのはめちゃくちゃ大変なので、ざっくり全体的に
 各施設の「天井」、「地階or2階」、「窓を設けること」「網入りガラス」のキーワードを整理して覚える。
 ざっくり覚えたら、頻出の施設から順に覚える。
 やはり給油取扱所、顧客に自ら給油等をさせる給油取扱所に関してはちょいちょい出ました。

 こんな問題はほぼ出ます。
 次のうち、正しいものはどれか
 一般取扱所には地階を設けることができる
 第一種販売所に窓は設けることができるが、網入りガラスにしなければならない
 屋内貯蔵所の屋根は難燃材料で葺かなければならない
 地下タンクを有する貯蔵所は防爆構造にしなければならない
 給油取扱所の床をコンクリートとした

運搬と移送
 タンクローリー(移動タンク貯蔵所)による移送と、軽トラなどによる運搬、
 標識のつけ方や危険物取扱者の乗車の要不要など、しっかり区別して覚えましょ。
 よくあるひっかけとして、大量の危険物を定期的に移送する場合は、経路を届けなければならないと
 いうのがありますが、そんな決まりはありません。
 (超例外的に、アルキルアルミニウムだけは届出がいりますが、試験にはまず出てきません)

 移動タンク貯蔵所の移送で備え付けないといけない4つの書類はほぼ出題されます。
 完成検査済証、定期点検記録、譲渡・引渡の届出書、品名・数量または指定数量の倍数の変更の届出書
 コピーしたものを置いておいたとかバカな選択肢が混じってますが
 もちろん原本じゃないとダメ。

混載して運搬、移送できるもの
 1種 酸化性固体
 2種 可燃性固体
 3種 自然発火、禁水性 固体または液体
 4種 引火性液体
 5種 自己反応性 固体または液体
 6種 酸化性 液体
 次の組み合わせのうち、混載して運搬してよいもの(もしくは禁止のもの)はどれか、の
 問題はほぼ出題されます。
 2、4、5は2、4、5同士であればOK
 1、3、6は足して7だったらOK
 それ以外はだめ。

製造所の使用許可取消と使用停止処分
 「次のうち、製造所の使用許可取消に『ならない』ものはどれか」という問題が頻出。
 事故に直結する行為はアウト、そうでなければセーフ。
 事故になるのは、無許可改造や無許可変更、改善命令無視、定期点検のすっぽかし、点検記録未作成。
 セーフなのは、監督者(統括管理者)未選任と、監督者のさぼり。
 セーフ項目のほうが少ないので、『ならない』ものを見極める。
 

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