長い井戸からみつけたロマンの話 頭の中vol.1

名字ってロマンがあるなと思った話です。

何が発端かは忘れてしまったけれど、「長井短」さんの名前が頭に浮かんだ。そこから、名字の由来へ思考が流れていった。長井…長い井戸?井戸は深いだよな…深井さんっているのかな───そんなことを考えていたところで名字って、どのくらいあるんだろう…そう思った。

名字は受け継がれるものであり、そのほとんどは戸籍に登録されている。
では、新しく名字がつくられることはあるのだろうか?きっとあまり多くはない。だとすると、名字は戸籍法改正以降?ほとんど増えていない──化石みたいなもの。

佐藤も、鈴木も、長井も。

そういえば、佐藤から瞬時に藤の花や紫色を思い浮かべることも、長井と言われて定規や「長さ」というイメージを浮かべることも今までほとんどなかった。
佐藤の「佐」と「藤」は「佐藤」の「佐」と「藤」であって、長井の「長」と「井」も然り。はじめのように連想することもできるが、やっぱり「名字」を形成する漢字としてまず認識される。

そう考えると、「名字」の「形」や「色」がちょっと変わってみえる、磨いた化石、鉱物のようなロマンがある、そんなふうに思った2/19の夜でした。

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